アウトドア

【雰囲気抜群】コールマンのツーマントルガソリンランタン徹底レビュー

この記事で分かる事
  • ガソリンランタンの明るさはどれくらい?
  • 点灯方法は?どうやって使うの?
  • ガソリンランタンのメリットとデメリット
  • ガスランタンとどっちが良いの?

ガソリンランタンに関するこれらの疑問に答えていきます。

実際にキャンプデビューから2年以上コールマンのガソリンランタンであるツーマントルランタンを愛用していますが、本当に明るく雰囲気も抜群です。

まず初めにツーマントルランタンをレビューし、その後ガソリンランタンのメリット・デメリットやガスランタンとの比較など様々な点からガソリンランタンを解説していきます。

ガソリンランタンでより明るく雰囲気のあるキャンプを楽しみましょう!

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ランタンの燃料の種類は?おすすめランタンとそれぞれのメリットも解説キャンプ用のランタンに使われる燃料の種類と、各ランタンのメリット・デメリットについて解説します。ランタンは燃料別に分類すると大きく分けて4種類。使用するシチュエーション別におすすめのランタンも紹介します。それぞれのランタンに特徴を活かしてキャンプを楽しみましょう!...

ツーマントルランタン290Aレビュー

今回レビューで使用するランタンはコールマンの290A700というモデル。

現行で販売されている290A740Jの過去のモデルと思われます。

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実は私が使用しているこのランタンは30年近く前のモデルで、私の父が使っていたもの。

現在でもほとんど変わらないデザインで現行モデルが販売される、超ロングセラーなランタンです。

Gman
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シンプルで無駄が無く明るい、かなり優秀なランタンです! 

グループキャンプでも十分な明るさ

ガソリンランタンの大きな特徴のひとつはLEDランタンではなかなか出せない程の輝度。

特に290Aはマントル(燃焼・発光させる繊維状の部品)が2つ取り付けられており、最大輝度は眩しすぎるほどです。

テント周辺やリビングスペースをしっかり照らすことが出来るため、1でもファミリーやグループキャンプのメインランタンとして十分に使用可能な性能です。

5人以上のキャンプでも、調理テーブルとリビングスペースを1台でしっかり照らせる明るさは非常に頼りになります。

Gman
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仲間内でのキャンプに何度も持って行っていますが、暗くて困ったことはありません。

無段階で明るさを調整することが可能なのでコンパクトなソロキャンプに使うことも出来ますが、それでも若干オーバーパワーな感じがあります。

Gman
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290Aを何度かソロキャンプに使っていますが、正直持て余します。 

ソロキャンプに使うのであれば、一回りコンパクトなワンマントルランタンの286Aを使うのがおすすめです。

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暖かい色合いで雰囲気抜群

ガソリンランタンの発する暖色系の光は雰囲気も抜群!

暖色系LEDランタンとは違った、温かみのある光の中で過ごすことが出来ます。

Gman
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焚き火の雰囲気にもマッチして、キャンプサイト全体の雰囲気を崩しません

空気圧でガソリンを送り込むため、使用中は「シュー」とガソリンを送る音がします。

しかし気になるほどの音量では無く、むしろ良い意味でキャンプ道具感があり、アウトドアの雰囲気をより盛り上げてくれます。

親子2代で使える耐久性

既に書いた通りこのランタンは父親から受け継いだもので、30年近く前に販売されたもの。

30年経っても問題なく使える耐久性と、現代でも最前線で活躍出来るだけの十分な明るさを持っています。

私が使うまで20年近く物置きで眠っていましたが、破れたマントルを交換しただけで問題なく使用することが出来ました。

Gman
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コールマンのガソリンランタンは長く使えるという事を実証してくれました

コールマンでは過去のランタンシリーズにも使える予備部品も販売しているため、万が一パッキン等が破損した場合も修理して使い続けることができます。

まさに一生もののランタンと言えるでしょう。

点火はちょっとしたコツが必要

ガソリンランタン共通の弱点ではありますが、点火には少し手間がかかってしまいます。

ボタンを押すだけで点灯するLEDランタンとは違い、ポンピングという操作や長めのライター等での点火、初使用ではマントルの空焼きなどの準備が必要です。

点灯に必要な道具は後ほど説明します。

マントル空焼きの手順は別記事で公開しているので、よければコチラから覧ください。

【写真付き】ランタンのマントル交換・から焼き方法解説【初心者向け】初心者向けに写真付きで、ガソリンランタンのマントル取り付け・交換・空焼きの方法から交換時期についてまで解説します。難しいイメージのあるガソリンランタンですが、実際に使ってみると意外と簡単。明るさとアウトドアらしい温かみのある光が魅力のガソリンランタンをぜひお楽しみください!...

ガソリンランタンの点灯手順

286Aや290Aなど、点火装置を持たないタイプのガソリンランタンの点火方法を解説します。

ノーススターは操作が若干異なります。

※点灯中・消灯直後はランタン本体が非常に熱くなります。やけどに注意して操作しましょう。

1.燃料を入れる

ポンピングレバーが閉じている(右回しで止まるまで締めてある)ことを確認し、燃料キャップを開けて燃料を注入します。

ポンピングレバーレバーのつまみを時計回りに止まるまで回しましょう
ガソリンフィラーによる給油ポンピングレバーを閉じて給油します

フューエルファネルやガソリンフィラーを使用して給油しましょう。

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写真のガソリンフィラーはガソリン缶に直接取り付け、給油口にしっかりと押し込むだけで満タンまで給油できます。

2.ポンピング

ガソリンランタンのポンピングポンピングレバーの中央を押さえ、まっすぐに往復させます

燃料調整用のダイヤルがOFFになっていることを確認し、ポンピングして燃料タンク内の圧力を高めます。

ポンピングレバーを左に回転させて引き抜き、中央部の穴を押さえたままレバーを数回押し込み、押せなくなるまで繰り返します。

押し込めなくなったら穴から指を放し、レバーを押し込んだ状態で右に回してロックしましょう。

3.点火

ガソリンランタンへの点火マントルを炙りつつ調整ダイヤルを回し、燃料を送ります

先の長いライター等をランタン内部に差し込んで、マントルを炙りつつ燃料調整ダイヤルを左に回します。

ある程度ダイヤルを回すとマントルに着火するため、ライターの火を止めてランタンから引き抜きましょう。

※着火直後にランタン上部まで炎が上がる場合があるため顔を必要以上に近づけないように注意しましょう。

4.追加ポンピング、明るさ調整

点火したら再度押し込めなくなるまでポンピングを行い、ランタンの火力を安定させます。

ポンピングが完了したらダイヤルで明るさ調整を行いましょう。

消灯時

消灯時は明るさ調整ダイヤルをOFFにすれば自然と消灯します。

ただしダイヤルをOFFにしてもしばらくの間はマントルが燃焼し続けるため、再度ダイヤルを左に回すだけで再点火してしまいます。

本体が完全に冷えて、燃料を送る音「シュー」という音が消えるまで待ってから収納しましょう。

Gman
Gman
消灯直後にマントルがぼんやりと燃焼し続けているところも雰囲気抜群です

着火に必要な道具

ガソリンランタンを点灯させるには、他にいくつかの道具を揃える必要があります。

忘れずに用意しておきましょう。

点灯に必要なもの
  • ランタン本体
  • ホワイトガソリン
  • ガソリンフィラー 又は フューエルファネル
  • マントル
  • 着火マン等の長めのライター

ランタンにホワイトガソリンを給油する道具として、コールマンからガソリンフィラーとフューエルファネルが販売されています。

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基本的にどちらを選んでも給油は可能ですが、手軽さではガソリンフィラー、コスパではフューエルファネルが優れているといった印象です。

2つのアイテムについてまとめた記事も書いているため、詳しくはコチラをご覧いただけると幸いです。

【コールマン】ガソリンフィラーは漏れる?フューエルファネルと徹底比較!コールマンから販売されている2つのガソリン給油アイテム“ガソリンフィラー”と“フューエルファネル”の両者を実際に使ったうえで、メリット・デメリットについて解説します。ガソリンは漏れるのか?どちらが使いやすいのか?などについて紹介しているので、購入のヒントになれば幸いです。...

マントルはランタンに付属していますが非常に脆く、破損しやすいため予備を用意しておくのがおすすめです。

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ガソリンランタンのメリット・デメリット

ここではツーマントルランタンも含めた、ガソリンランタン全般のメリット・デメリットについて解説していきます。

ガソリンランタンのメリット
  • 圧倒的に明るい
  • 暖色の明かりで雰囲気抜群
  • 無段階での明るさ調整が可能
  • ガスランタンよりも燃料が安い

明るさ、雰囲気などアウトドア用の照明としての性能が高く、ランニングコストが比較的安いことがメリットとして挙げられます。

同等の明るさのLEDランタンもありますが、ガソリンランタンの温かみのある光はLEDよりも明るく感じられます。

しかし照明として高性能な一方で、操作に関してはいくつかのデメリットも。

ガソリンランタンのデメリット
  • 給油は少々時間がかかる
  • 点灯までにポンピング等の準備が必要
  • マントルは衝撃で破れやすく、度々交換とカラ焼きが必要
  • 火を使うため火傷や事故に注意する必要がある

専用の器具を使って給油をしたり、点灯前に準備が必要だったりと、使用上の手間が多いのがガソリンランタンのデメリット。

LEDランタンのようにワンタッチで点灯とは行きません。

Gman
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とは言え、ガソリンランタンにはそんな手間も含めて楽しめるだけの魅力があります。

またガソリンを燃焼させる器具である以上、間違った取り扱いによる火傷や事故にも注意が必要です。

ガスランタンとの比較

ガソリンランタン同様に明るさが売りのガスランタン。

大型のものはガソリンランタンにも引けを取らない明るさで点灯させることが出来ます。

そんな両者の特徴を簡潔にまとめていきます。

Gman
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ガソリンランタンと同クラスのランタン(ノーススターガスランタン等)との比較になります。
項目 ガソリンランタン ガスランタン
低温に対する強さ 強い 若干弱い
操作の簡単さ 給油やポンピングが必要 ガス缶をセットするだけ
燃料代 安い(1時間あたり約71円) 高い(1時間あたり約124円)
本体価格 高い 安い
明るさ 非常に明るい 非常に明るい
連続点灯時間 長い(満タンで最大14時間) 短い(ガス1缶で最大8時間)

ガソリンランタンの特徴としては寒さに強く、長時間点灯が可能なこと。

操作に手間はかかるものの、夜間の明かりとしての性能は高くなっています。

ランニングコストが安いため頻繁にキャンプに行く方や、寒い時期にもキャンプを楽しみたい方はガソリンランタンが良いでしょう。

対するガスランタンは何といっても扱いの簡単さが魅力。

カセットガスを装着するだけで点灯準備が整い、スイッチで点火できるものも多いです。

初心者の方やなるべく手軽にランタンを使いたい方にはガスランタンもおすすめです。

ランニングコストに関してはコールマンのノーススターのガソリン・ガスモデル両者を比較した場合、ガソリンランタンは1時間あたり約71円、ガスランタンは1時間あたり約124円となりました。

コールマンのガソリンランタン4選

店頭や通販などで入手可能なコールマンのガソリンランタンを4つ紹介します。

同じガソリンランタンでもそれぞれに特徴があるため、理想のガソリンランタンを見つけていきましょう!

Gman
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次の4つ以外にも、毎年限定販売される”シーズンズランタン”もあります

明るさの表記について

W(ワット)からlm(ルーメン)への変換について正確に変換する式などはありませんが、調べた情報をまとめると100Wあたり1300~1500lm前後の明るさが目安となるようです。

ワンマントルランタン 286A

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コールマンのガソリンランタンの中では最もコンパクトな286A。

マントルは1つであるものの、130W相当、ルーメンに直すと最大1800lmという強烈な明るさを誇ります。

紹介する4種の中でもっとも燃費が良く、590ccの燃料で最大15時間の連続点灯が可能です。

燃料消費は約39cc/hとなりました。

数人での使用はもちろん、ソロキャンプには最も適したガソリンランタンと言えるでしょう。

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パワーハウス ツーマントルランタン 290A

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今回のレビューでも使用した、マントルを2つ搭載した290A。

明るさは190W相当、ルーメンでは2850lmと286Aの1.5倍以上の明るさです。

点灯時間に関しては、940ccの燃料で最大14時間の連続点灯が可能。

燃料消費は約67cc/hとなりました。

Gman
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マントルが増えて明るい分、286Aよりは燃費が悪いですね

マントルが増えるため燃料消費量は多いですが、ファミリーや友人とのグループキャンプなど明るさが必要時は心強いランタンとなること間違い無しです。

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ノーススター チューブマントルランタン

名前の通り、チューブ型のマントルを使用するガソリンランタンのノーススター。

290Aよりも少しコンパクトでありながら、大型マントルのおかげで230W相当、3450lmと今回紹介するガソリンランタンの中では最高の明るさです。

コールマンのガソリンランタンの中で最高の明るさでありながら、290Aと同様に940ccの燃料で最大14時間点灯可能と燃費も良好

クリップで簡単に取り付けられるマントル、ライター不要で点灯出来る点火ボタンなど、全体的に扱いやすく設計されているのも特徴のひとつ。

ガソリンランタンの中では最も扱いやすく、初心者向けな一台と言えるでしょう。

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デュアルフューエルランタン

国内未発売モデルのデュアルフューエルランタンは、燃料にホワイトガソリンだけでなく自動車と同じレギュラーガソリンが使えるモデルです。

リッター1,000円近いホワイトガソリンではなくレギュラーガソリンが使用可能になることで、燃料代を大幅に下げることが出来ます。

公式ページによると22メートル先で800ルーメンの光を届けられるようなので、キャンプの証明としては実用十分の明るさです。

2.5パイント(約1184cc)の燃料で最大20時間の連続点灯が可能であり、今回紹介する中では、一度の給油で最も長い時間点灯し続けることができます。

燃料消費は約59cc/hとなりました。

日本未発売モデルの為情報が少ないのがネックですが、自分である程度のメンテナンスが出来れば燃料代を抑えて安価に楽しめるランタンです。

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まとめ

ツーマントルランタンのレビューに加え、ガソリンランタンの特徴を解説してきました。

ガソリンランタンの特徴
  • メインランタンとして十分に使える明るさ
  • 暖かい色合いの光はアウトドアらしい雰囲気抜群
  • 親子2世代で受け継げるほどの耐久性がある
  • 点灯までにポンピングなどの準備が必要

ガソリンランタンは明るいだけでなく、点火の手間も楽しみに変えてくれるほどの魅力も持っています。

温かみのある光の生み出す非日常感は、きっとあなたの日頃のストレスを忘れさせてくれることでしょう。

次のキャンプはガスランタンを使って癒しのひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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