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【286A】コールマンのワンマントルランタンレビュー!初ガソリンランタンにも最適!

この記事はこんな悩みを解決
  • ワンマントルランタンの明るさが具体的に知りたい
  • ガソリンランタンってどうやって使うの?
  • ツーマントルランタンとどっちが良いの?

圧倒的な明るさと、独特な「シュー」という音がアウトドアらしいガソリンランタン。

手間がかかる点では最近主流のLEDランタンに及びませんが、それでも独特の味わいのある雰囲気はガソリンランタンでしか味わえないものがあります。

今回の記事ではそんなガソリンランタンの中から、コールマンのワンマントルランタン「286A」をレビューしていきます。

以前からツーマントルランタンの290Aを持っていましたが、新たにワンマントルランタンを入手したため比較しつつレビューします。

Gman
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290Aも素晴らしいランタンですが、両者を比べてみて改めて286Aの使い勝手の良さを実感しました。

まず初めにスペックや明るさについて解説、その後使用方法や他のランタンと比較した際のメリット・デメリット等も解説していきます。

明るいガソリンランタンを使って、アウトドアの夜を快適に楽しみましょう!

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ワンマントルランタンのスペック解説

まず初めにワンマントルランタン286Aのスペックについて解説。

購入の候補として上がりそうなツーマントルランタンのスペックとも比較しつつ紹介していきます。

ランタンの型式 286A 290A
明るさ 130W相当(1800㏐) 190W相当(2850㏐)
燃料タンク容量 約590㏄ 約940㏄
燃焼時間 約7.5~15時間 約7~14時間
本体サイズ 約Φ16×31(h)㎝ 約Φ18×35(h)㎝
本体重量 約1.4㎏ 約1.8㎏

ワンマントル・ツーマントル両者のスペックは上記の通りとなっています。

燃料はホワイトガソリンを使用し、マントルは21A型のマントルを使用します。

専用のプラスチック製収納ケースが付属しているため、別途収納ケースを購入する必要はありません。

Gman
Gman
マントルは最初から付属していましたが、破けやすいため予備を購入しておくのがおすすめです。

ちなみに約Φ16×31(h)㎝というサイズは、2ℓペットボトルより少し大きいくらい。並べてみると、ツーマントルの290Aは結構大きく感じます。

ワンマントルランタンの明るさは?

ここからは本題であるワンマントルランタン286Aの明るさについて解説していきます。

ワンマントルランタンの130W相当という明るさは体感として、4人以下のキャンプであれば十分に居住スペースを照らすことが出来る明るさです。

温かみのある光の中で、仲間と共にキャンプの夜を快適に楽しく過ごすことができます。

同じくコールマンから発売されているタープのヘキサライトと一緒に286Aを使用したところ、最大輝度にすればタープ内を十分に明るく照らすことが出来ました。

4人程度の少人数グループキャンプであれば、これ一台で十分にメインランタンとして活躍できるでしょう。

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ソロキャンプには使えるのか?

ワンマントルランタンの明るさ調整は無段階調整となっており、最小輝度ではロウソクのようにボンヤリと点灯させることも可能です。

ソロ専門の方には少し大きいかもしれませんが、シンプルさゆえの安定した動作と明るさはソロキャンプでも安心感を与えてくれます。

ソロで必要十分な明るさまで抑えて使えば燃費も良くなり、ソロキャンプ用ランタンとしてもかなりコスパ良く使用することが出来ます

Gman
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ソロキャンプの場合満タンで持って行っても、大体半分くらい燃料が残っています。

少人数グループキャンプだけでなくソロキャンプまで考えている方は、まさにピッタリなランタンと言えるでしょう。

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ツーマントルランタンと比べるとどう?

ソロキャンプでツーマントルランタンを使った様子

数字上では1.5倍近く明るさに差がある、286Aと290A。

名前の通りマントルを二つ搭載した290Aの明るさは圧倒的で、それと比べてしまうとワンマントルである286Aは若干暗く感じてしまうのは事実です。

290Aの約190Wという明るさは大人数キャンプでこそ活きて来るため、5人以上で使用する予定がある方は290Aの方が良いでしょう。

290Aも明るさを抑えて使用することはできますが、同程度の明るさで使った場合でも286Aに比べて燃費が悪いように感じます。

大人数かつとにかく明るさが欲しい方は290Aを、少人数がメインの場合は286Aを選ぶと良いでしょう。

ツーマントルランタンの290Aについては別の記事で詳しく解説しているため、良ければこちらもご覧ください。

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点灯・空焼き方法

ガソリンランタンを初めて使用する際はマントルの空焼きという作業が必要になります。

空焼きの手順に関しては別の記事を用意しているため、良ければ下記の記事をご覧ください。

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マントルは非常に脆く破れやすいため、事前に予備マントルを購入しておくのがおすすめです。

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ここからは286Aや290Aなど、点火装置を持たないタイプのガソリンランタンの点火方法を解説します。

写真はツーマントルランタンですが、操作方法はどちらも同じです。

※点灯中・消灯直後はランタン本体が非常に熱くなります。やけどに注意して操作しましょう。

1.燃料を入れる

ポンピングレバーが閉じている(右回しで止まるまで締めてある)ことを確認し、燃料キャップを開けて燃料を注入します。

ポンピングレバーレバーのつまみを時計回りに止まるまで回しましょう
ガソリンフィラーによる給油ポンピングレバーを閉じて給油します

フューエルファネルやガソリンフィラーを使用して給油しましょう。

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写真のガソリンフィラーはガソリン缶に直接取り付け、給油口にしっかりと押し込むだけで満タンまで給油できます。

給油装置について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【コールマン】ガソリンフィラーは漏れる?フューエルファネルと徹底比較!コールマンから販売されている2つのガソリン給油アイテム“ガソリンフィラー”と“フューエルファネル”の両者を実際に使ったうえで、メリット・デメリットについて解説します。ガソリンは漏れるのか?どちらが使いやすいのか?などについて紹介しているので、購入のヒントになれば幸いです。...

2.ポンピング

ガソリンランタンのポンピングポンピングレバーの中央を押さえ、まっすぐに往復させます

燃料調整用のダイヤルがOFFになっていることを確認し、ポンピングして燃料タンク内の圧力を高めます。

ポンピングレバーを左に回転させて引き抜き、中央部の穴を押さえたままレバーを数回押し込み、押せなくなるまで繰り返します。

押し込めなくなったら穴から指を放し、レバーを押し込んだ状態で右に回してロックしましょう。

3.点火

ガソリンランタンへの点火マントルを炙りつつ調整ダイヤルを回し、燃料を送ります

先の長いライター等をランタン内部に差し込んで、マントルを炙りつつ燃料調整ダイヤルを左に回します。

ある程度ダイヤルを回すとマントルに着火するため、ライターの火を止めてランタンから引き抜きましょう。

※着火直後にランタン上部まで炎が上がる場合があるため顔を必要以上に近づけないように注意しましょう。

4.追加ポンピング、明るさ調整

点火したら再度押し込めなくなるまでポンピングを行い、ランタンの火力を安定させます。

ポンピングが完了したらダイヤルで明るさ調整を行いましょう。

消灯時

消灯時は明るさ調整ダイヤルをOFFにすれば自然と消灯します。

ただしダイヤルをOFFにしてもしばらくの間はマントルが燃焼し続けるため、再度ダイヤルを左に回すだけで再点火してしまいます。

本体が完全に冷えて、燃料を送る音「シュー」という音が消えるまで待ってから収納しましょう。

ワンマントルランタンのメリット・デメリット

LEDやガス等他の種類のランタンと比較して、ワンマントルランタン286Aのメリットとデメリットについてまとめていきます。

286Aのメリット
  • 圧倒的に明るい
  • 独特な味わいがある
  • ランニングコストが安い
  • 毎回満タンから使うことが出来る
  • 低温でも安定して使える

ワンマントルランタンに限らずガソリンランタン全般に言えることですが、LEDランタンではなかなか出せない圧倒的な明るさがガソリンランタンの大きなメリットです。

明るさや光の色合いだけでなく、操作や独特な音など様々な面でLEDランタンでは体験できない独特な味わいがあるのも特徴と言えるでしょう。

またガソリンランタンは同等の明るさのガス・LEDランタンに比べてランニングコストの面でも優れています。

ガス缶や電池を使用するランタンは、2回目以降は中途半端な残量のガスや電池を使用することになりますが、ガソリンランタンの場合は毎回満タンから使用開始できるため途中での燃料切れしてしまう心配もありません。

更にガソリンを燃料とするキャンプギアは低温でも性能が安定しているため、冬キャンプでも安定して使えることもメリットの1つです。

メリットの目立つガソリンランタンですが、デメリットについてもしっかり解説していきます。

286Aのデメリット
  • 火傷や事故の危険性がある
  • マントルが破損しやすい
  • 扱いに手間がかかる
  • 本体価格が高い

ガソリンランタンは火を扱うランタンであり、扱いを間違えれば火傷や事故の危険性があります。

点灯中はもちろん消灯後もしばらくは本体が高温となるため、特に小さい子供と一緒な場合などは注意が必要です。

マントルも破損しやすく、マントルが破損したまま使用すると炎が上がるなどの原因にもなるようなので、取り扱いには十分注意しましょう。

通常の使用に関しても給油やポンピングなど手間が多く、決して扱いが簡単とは言えない点はガソリンランタンのデメリットと言えるでしょう。

またLEDランタンやガスランタンに比べると本体価格が高価なものが多いです。

ランニングコストで元は取れますが、初期投資額はどうしても多くなってしまいます。

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まとめ:4人程のキャンプにオススメ!

コールマンのワンマントルランタン、286Aについてレビューしました。

286Aはこんな人におすすめ
  • ファミリー・少人数グループキャンプメインの人
  • ソロがメインだけどグループキャンプも視野に入れた人
  • ランタンにはしっかりとした明るさが欲しい人
  • 道具に使い勝手だけでなく味わいも求めたい人

取り扱いに若干手間はかかるものの、圧倒的な明るさと独特な味が楽しめるガソリンランタン。

そんなガソリンランタンの中でもコンパクトな286Aは、ソロキャンプ~少人数グループでのキャンプが中心の方におすすめです。

しっかりと明るくなるだけでなく、光の色味も温かみがあるため落ち着いた雰囲気のキャンプを楽しむことが出来るでしょう。

大人数でのキャンプでは力不足ではありますが、他のランタンと合わせれば強力な補助ランタンとして使うことも出来るため、1台持っておいて決して損はありません。

ガソリンランタンを使ってキャンプの夜を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?

この記事が少しでもランタン選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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