コールマンのマルチパネルランタンの各部をレビューし、こういった悩みを解決していきます。
コールマンのマルチパネルランタンを一言で解説すると、明るくて使い勝手も良く、安全性も高いLEDランタンです。
キャンプで必要になる明るさや機能を十分に備えているため、はじめてのランタンとしても非常におすすめです。
マルチパネルランタンの特徴から、実際に使って感じたメリット・デメリットまで隠すことなくレビューしていきます。
理想のランタン選びに役立てていただけたら幸いです。
(2024/11/08 16:40:35時点 楽天市場調べ-詳細)
またコールマンのマルチパネルランタンには、大小2つのサイズがあります。
今回のレビューするのは大きい方のクアッドマルチパネルランタンになります。
ソロ・少人数キャンプの場合、コンパクトな2マルチパネルランタンもおすすめです。
- しっかり明るいLEDランタンが欲しい人
- 使い勝手の良いLEDランタンが欲しい人
- 懐中電灯やコンパクトなランタンをいくつも用意するのが面倒な人
https://www.gman-natsuyasumi.com/entry/beginner-camp-gear
Amazonでは限定カラーのモデルも販売されているため、落ち着いた色合いが好みの方はコチラもおすすめです!
クアッドマルチパネルランタンの特徴
まず初めに、クアッドマルチパネルランタンの特徴について解説していきます。
4面のLEDパネルの取り外しが可能
このランタンの最大の特徴は、4面に取り付けられたLEDパネルが取り外し可能なこと。
外したLEDパネルはそれぞれ単独でライトとして使用することも可能なので、1台で最大5つの照明として使用することが出来ます。
それぞれのパネルは充電式となっており、Highの設定でも3時間の連続点灯が可能です。
本体に戻すと自動で充電が開始されます。
明るさは3段階の調整が可能
3段階の明るさ調整機能があるため、テントサイトの広さや使用人数などに応じて最適な明るさで使用することができます。
パネルの数を減らして明るさを調整することも可能で、照らす必要の無い方向のパネルを外しておけば電池寿命も伸ばすことができます。
取り外したパネルもHigh/Lowの2段階の明るさ調整に加え、懐中電灯のようなスポット照射機能も搭載されています。
単1電池は8本/4本の両方で使える
本体内に入る電池の本数は最大8本ですが、半分の4本でも使用可能です。
明るさはその分落ちてしまいますが、その分ランニングコストを抑えることができます。
テーブルランタンとして使用する場合や、少人数でのキャンプの場合は電池4本で使用すれば丁度いい明るさになり、快適さとランニングコスト削減の両方を叶えることができます。
USBからスマホの充電もできる
本体上部にはUSBポートがあり、そこからスマホの充電も可能です。
とは言え決して安くは無い単1電池を消費しての充電になってしまうので、停電時や災害時などやむを得ない時以外は通常のモバイルバッテリーを使用したほうが良いでしょう。
マルチパネルランタンのレビュー
2年以上使ったうえで、クアッドマルチパネルランタンをレビューしていきます。
暗いキャンプ場でも安心の明るさ
クアッドマルチパネルランタンはかなり明るく、メインランタンとして十分にテント周辺を照らすことができます。
明るさをHighにして使えば、キャンプ場の暗い夜でも快適です。
1本のランタンポールにガソリンランタンとマルチパネルランタンの両方を取り付け、明るさ比較を行いました。
左がガソリンランタン、右がマルチパネルランタンです。
両方の写真を撮る際カメラの設定は一切変えていません。
被写体はランタンから3mほど離れた所に置いてあったものですが、マルチパネルランタンも文字がはっきり読めるだけの明るさがあります。
メーカーによると、明るさ最大での連続稼働時間は20時間。
実際に20時間連続で点灯させたことはありませんが、3度目のキャンプまでは明るさの減少は気になりませんでした。
LEDパネル単体でもかなり明るい
LEDパネル単体でもかなり明るく、1枚でもテント内照明として十分に使用可能です。
本などの文字もはっきりと見える明るさで、テント内での作業や読書灯としても活躍してくれます。
マグネットでテントポールに取り付けたり、カラビナを使って天井から吊るして使うことも出来ます。
写真は昼間ですが、ワンポールテントのポールに取り付けて使っている様子です。
パネル上部のスポット照明もかなり明るく、夜のキャンプ場を歩くときも安心です。
パネルの取り外しのおかげで1台でも使い勝手が良い
マルチパネルランタンを使っていて便利なのが、1つのランタンが複数の照明器具に変化する事です。
4枚のパネルは点灯中・消灯中に関わらずいつでも取り外し可能なので、暗いキャンプ場を歩くときなど必要に応じて瞬時にライトを増やすことができます。
大きなランタン程の明るさが必要ない時でも、パッとコンパクトな照明を用意できるのはかなり使い勝手が良いです。
パネルを外してもランタン本体や残りのパネルは消灯したり明るさが変化することも無く、そのまま使用が可能です。
取り外したパネルにはスタンドにもなる持ち手が付いており、3段階に角度を変えて使用することができます。
パネル背面には吸着直の強めなマグネットも付いているので、テントポールなどに張り付けて使う事も可能です。
テント外・テント内ともに、必要に応じて丁度いいスタイルで使い倒すことができます。
(2024/11/08 16:40:35時点 楽天市場調べ-詳細)
マルチパネルランタンのメリット
マルチパネルランタンを実際に使用したうえで、他のLEDランタンやガソリン等の燃料を使用するタイプのランタンと比較、マルチパネルランタンのメリットを解説します。
取り扱いが簡単で安全
マルチパネルランタンは簡単な操作で明るい照明として使用できるため、アウトドアから防災用品としての備えまで安全かつ安心して使うことができます。
ガソリンランタン等燃料を使用するタイプのランタンは、当然ながら火を点けて使用することになります。
点灯準備としていくつかの工程が必要なものも多く、決して扱いが簡単とは言えません。
燃料を燃やすため当然ながら熱も発生し、正しく使用しないと火傷や火事などの事故になる可能性もあります。
その点LEDランタンはボタン一つで点灯させることができ、火を扱うことも無いので安全に使用することができます。
不意に点灯しているランタンを倒したり落としてしまった時も、LEDであれば火傷や火災、燃料漏れの心配も無く、小さな子供とのキャンプでも安心です。
メインランタンとしても十分な明るさ
クアッドマルチパネルランタンはLEDランタンの中でも比較的大きめな部類に入り、1台でもテントの周囲を明るく照らせるだけの能力があります。
テーブルの上から足元まで明るく照らすことが出来るため、1台でも夜の食事や調理も快適に進めることが出来ます。
1台で外用・テント内用の両方の照明に使える
メインランタンとして使う明るいランタンは基本的にはサイズも大きく、テント内の照明や枕元の照明としては使いづらいもの。
しかしマルチパネルランタンの場合、取り外したLEDパネルをテント内照明や枕元の照明として使うことができます。
サイズの異なる複数のランタンや懐中電灯を揃えなくても良くなるため、キャンプの荷物を減らすことにも繋がります。
マルチパネルランタンのデメリット
明るさも使い勝手も申し分なく、ランタンとしての性能が高いマルチパネルランタンですが、実際に使っていて気になったデメリットも紹介します。
電池代は決して安くない
電源として単一電池を8本使用するため、ランニングコストは決して安くないです。
ちゃんとした電池を8本使用すると、どうしても1000円以上の電池代がかかってしまいます。
ホワイトガソリンやガスを使用するランタンに比べて特別高いわけではありませんが、決して安くはありません。
ただしLEDランタンのメリットとして、充電式の電池を使用することでランニングコストを下げることができます。
単三型の充電式電池と単一変換スペーサーを使って点灯させることも可能なので、頻繁に使う予定がある方はこちらの方が結果的に安く使うことができるでしょう。
雰囲気では火を使うものに劣る
全てのLEDランタンに言える事ですが、火を使うタイプのランタンに比べるとどうしても雰囲気では劣ります。
光の暖かさや炎の揺らぎなどは、LEDランタンではどうしても出すことができません。
火の雰囲気を味わいたい場合、焚き火やコンパクトなオイルランタンと併用するなど、実用的な照明と雰囲気を味わう照明を分けて楽しむと良いでしょう。
まとめ
- テント外、テント内共に使い勝手は抜群
- メインランタンとしても十分な明るさ
- パネル単体でもしっかり明るく便利
コールマンのクアッドマルチパネルランタンは、明るく使い勝手も良いため初めてのランタンにもおすすめです。
火を使わないため子供と一緒のキャンプでも安全で、夜でも安心して過ごすことができるでしょう。
明るく扱いやすいマルチパネルランタンで、夜まで快適なキャンプを楽しみましょう!
(2024/11/08 16:40:35時点 楽天市場調べ-詳細)
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログ村参加しています!よければクリックで応援もお願いします!