- キャンプの雨対策って何が必要?
- 雨の時に役立つアイテムが知りたい
- キャンプ中に雨が降った時はどうすればいい?
今回の記事では、何かと不安な”キャンプの雨対策”について解説していきます。
事前にできる雨対策、雨対策に役立つアイテム、雨が降った時の対処法の3つに分けて解説していくので、ぜひ順番にご覧ください。
この記事を読めば急な雨でも焦らずにキャンプを楽しめるようになりますよ!
雨の日でもキャンプは出来る?
まず初めに雨の日のキャンプについて少しだけ解説します。
この記事では雨対策について解説するものの、基本的には雨の日のキャンプはおすすめしません。
傘も要らない程度の小雨であればまだしも、しっかりと雨が降っている中でのキャンプは少々過酷なものになってしまいます。
雨対策は通り雨や夕立の対策と考え、一日中雨の場合は別の日に改めてキャンプを楽しむのが良いでしょう。
雨キャンプのメリット・デメリットを軽くまとめておきます。
- 人が少ない
- 比較的涼しい
- 虫が少なくなる
- 屋外のリビングスペースが狭くなる
- 強い雨の場合テント内に浸水する可能性がある
- ギアが濡れるとメンテナンスが大変
デメリットが強いですが、混雑を避けたり暑くなく過ごしやすかったりと良い面もあります。
事前にできる雨対策5選
雨対策の一つ目として、キャンプに行く前やテント設営中など、事前にできる雨対策について解説します。
テントに防水スプレーを使用する
テントの防水対策として一般的なのが防水スプレー。
強力に水を弾いてくれるだけでなく汚れも付きにくくしてくれます。
簡単に使えて効果も高いため、新品のテントでも使っておくのがおすすめです。
乾燥まで数十分かかるので、テントの試し張りついでにスプレーしておくと良いでしょう。
キャンプ場で使用する場合は風下に他のキャンパーさんがいないか注意しましょう
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芝サイト・砂利サイトを選ぶ
芝サイトや砂利サイトは比較的水はけがよく、泥汚れも付きにくくなります。
水はけが良い分水たまりも比較的出来にくいため、土のサイトよりもテントへの浸水を防ぎやすいのも特徴です。
オートサイトを選ぶ
雨が降った時にすぐに車に避難出来るよう、車をサイトに横付けできるオートサイトを選ぶのもおすすめです。
車に荷物をしまえば濡れるのを防ぐことも出来るので、タープを持っていない場合はオートサイトの方が安心して雨に対処できるでしょう。
荷物を減らしておけば、最悪の場合車中泊に切り替えることも出来ます
窪地を避けて設営する
テントを設営する時はなるべく高い場所を選びましょう。
テントサイト内には少なからず凹凸がある場合がほとんどです。
窪地など水が溜まりやすい場所や、水の通り道になりそうな場所にテントを設営してしまうと、テントが水の流れをせき止めてしまい、テントの底が水浸しになってしまいます。
水はけの良い芝サイトや砂利サイトの場合でも同様に、高低差や水の流れる場所を意識してテントを設営すると良いでしょう。
ペグは長めのものを使用する・石を乗せる
雨が降ると地面が緩くなり、テントやタープなどのペグが抜けやすくなってしまいます。
テント・タープの倒壊を防ぐためにも、地面深くまで差し込める長めのペグを使用しましょう。
固い地面でも深くまで差し込める鍛造ペグがおすすめです
ペグの上に石を乗せて、石の重さでペグが抜けないようにするのも有効です。
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雨対策で持って行くべきアイテム5選
次に実際に雨が降ってきたときに役立つアイテムを紹介します。
キャンプの持ち物についても記事にしているため、良ければこちらも合わせてご覧ください。
レインウェア・傘
雨対策として必ず持っておきたいのがレインウェアと傘。
特にレインウェアは使い勝手が良く、急な雨の中キャンプギアを片づける時は上下が別になっているタイプのレインウェアが動きやすく便利です。
ワークマンのレインウェアは動きやすい上に価格も安く、雨の侵入もしっかり防いでくれます。
雨の中トイレに行く時など、少しだけ雨の中を歩く時には傘が有ると便利です。
トレッキングシューズ
雨対策として個人的にかなりおすすめなのがトレッキングシューズ。
通常の靴に比べれば少し重いですが、足元の悪いキャンプ場でも安定して歩けて防水機能まで備わっているトレッキングシューズはキャンプにピッタリです。
キャンプでは雨が降らなくても朝つゆなどで靴が濡れてしまいがちなので、防水性も高く少々の汚れもきにならないトレッキングシューズがおすすめです。
タープ
日差しを防いで快適な居住空間を作れるタープは雨対策にもおすすめ。
タープが有れば、仮に雨が降ってもタープ下で調理や食事を続けることが出来ます。
タープとテントを繋げるように設営すれば、雨にぬれずにテントとタープを行き来することも可能になります。
雨でも快適にキャンプを楽しみたい場合はタープは必須と言えるでしょう。
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グランドシート
テント下に敷くグランドシートも雨対策としてかなり重要です。
グランドシートは地面の水分が直接テントの底面に当たるのを防ぎ、テント内への水の染み込みを防止してくれます。
ただしグランドシートがテントからはみ出てしまうと、かえってテント内に水が染み込みやすくなってしまう場合も。
グランドシートを選ぶ際はテントより少し小さめなものを選ぶようにしましょう。
ブルーシート・ゴミ袋
ブルーシートや大きめなゴミ袋は水濡れ防止に幅広く使えるので、持っていて損は有りません。
テント内の床面にブルーシートを敷けば、万が一テント底に水が染みてもテント内まで濡れずに済みます。
帰りの車の荷室に敷けば、車内が濡れたり汚れたりするのを防ぐことも出来ます。
また大きめのゴミ袋はキャンプギアやバックパック等を入れて濡れるのを防ぐことも出来るので、ゴミ捨て用以外にも余分に持って行くと良いでしょう。
雨が降ってしまった時の対処法
雨が降ってきた時にやるべき対処法について解説します。
ぬかるんだ地面で転んでけがをしたり、キャンプギアを破損させないよう落ち着いて対処しましょう。
荷物を屋根下に避難
雨が降ってきたときはひとまず荷物を屋根の下やテント内に避難させましょう。
ランタン・チェアなどのキャンプギアだけでなく、乾くまで使えなくなってしまう薪や炭などの燃料も濡らさないように注意が必要です。
風が強い時はタープは畳む
タープは雨天時の強い味方ではありますが、雨だけでなく風が強い場合、なるべく早めにタープは畳むようにしましょう。
地面が緩くなりペグが抜けやすくなったところに風が吹くとタープが倒れ、タープやポールが破損したり、最悪の場合他のキャンパーさんに当たって事故になる可能性もあります。
本格的に雨が強まってからでは撤収も難しくなるので、なるべく早めに判断するようにしましょう。
テント周りに溝を掘る
テントの浸水対策として、テントの周囲にお堀のような溝を掘るのも有効です。
テントに向かって流れる水を遮断し、テントへの浸水を防ぐことが出来ます。
キャンプ場によって出来ない場合も有るので、事前にキャンプ場に確認しておくと良いでしょう。
雨に濡れたギアはしっかりメンテナンス
雨に濡れたギアは、そのまま放置するとカビ・錆び等の原因になってしまいます。
テントやタープはしっかりと天日干し、焚き火台やテーブル等もしっかりと拭いて乾かしておきましょう。
防水スプレーを使ったテントであっても使用後にしっかりと干すことで、より確実にカビを防ぐことが出来ます。
まとめ
- 防水スプレー・グランドシートで浸水を防ぐ
- 長いペグでテントやタープの倒壊を防ぐ
- 芝や砂利のオートサイトを選び、窪地は避けて設営
- レインウェアと傘は必須。防水靴も重要
- 雨が降ったら落ち着いて荷物を避難させる
キャンプの雨対策について解説しました。
よほどの大雨でない限り、ちょっとした対策だけで夕立や通り雨くらいはやり過ごすことが可能です。
- グランドシートを使う
- テントに防水スプレーを使っておく
- 窪地を避けて設営する
これらを守れば、夕立や通り雨によるテントへの浸水は回避することが出来ます。
事前の雨対策を怠らず、安心してキャンプを楽しみましょう!
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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