- 初心者向けの焚き火台はどれ?
- 焚き火台はどうやって選ぶべき?
- 焚き火も調理もしっかり楽しみたい
- ソロキャンプにおすすめの焚き火台が知りたい
最近はキャンプブームもあり、ソロキャンプ向けなコンパクトな焚き火台も数多く販売されています。
初めての焚き火台選びの時は選択肢が多く、迷ってしまう方も多いでしょう。
今回の記事では筆者の約3年のキャンプ経験から独断と偏見で、本気でオススメ出来るソロキャンプ向け焚き火台を紹介します。
ソロキャンプ向け焚き火台は数多く存在していますが、闇雲に小さい焚き火台を選ぶことはおすすめしません。
これまでのキャンプの経験を踏まえ、焚き火台の選び方からおすすめの焚き火台までを詳しく解説していきます。
大は小を兼ねると言うように、焚き火台もある程度の大きさがある方が使いやすいのは事実です。
記事の前半では焚き火台選びのポイントについて解説し、その後おすすめの焚き火台を7種紹介していきます。
焚き火台紹介に飛びたい方はコチラからスキップ出来ます。
お気に入りの一台を見つけて、自分好みの焚き火を楽しんでいきましょう。
※記事の中で紹介する商品金額は、2022年1月の記事作成時点のものになります。
ソロキャンプにはどんな焚き火台がおすすめ?
ソロキャンプと言うと、とにかく小さいキャンプギアが良いと思われがち。
確かに小さい焚き火台で楽しむのも魅力的ではありますが、初めての焚き火台選びで注意したいポイントは以下の3点です。
- 市販の薪がしっかり入るか
- 収納サイズや本体重量はどうか
- 焚き火も調理もしっかり楽しめるか
ソロキャンプ用の焚き火台の選び方として最も注意してほしいのが、ホームセンター等で市販されている薪がしっかり入るかどうか。
市販の薪の多くは全長が35㎝前後。
ソロ向け焚き火台と言われるものの中には、市販の薪では長すぎて入らないものも少なくありません。
薪をのこぎりで切るなど手間が増えてしまうので、なるべく市販の薪がそのまま入る焚き火台がおすすめです。
小さい薪は燃え尽きるのも早いため、手間を楽しみたい方以外は大きい薪が燃やせるほうが気楽に楽しめるはずです。
収納時のサイズと重量は車移動であればあまり気にする必要はありませんが、ツーリングキャンプ等の際には注意しておいた方が良いでしょう。
また焚き火台を使う目的が焚き火を楽しむためなのか、本格的に調理で使いたいのかなども、焚き火台選びにおいて重要なポイントとなります。
焚き火の楽しさ・調理のしやすさ・軽量コンパクトさ、何を重視するかが大切です。
炭火での調理が中心であれば、ソロ用のコンパクトな焚き火台も活躍するでしょう。
おすすめの焚き火台紹介
ここからはソロキャンプにおすすめな焚き火台を紹介していきます。
おすすめ焚き火台1.CAMPING MOON B4型ソログリル
低価格なキャンプギアを数多く展開するCAMPING MOONのコンパクト焚き火台、B4型ソログリル。
収納時のサイズは(約)幅32.5㎝×縦27㎝×厚み2.5㎝とかなりかなり薄くなり、収納ケースと調理用のゴトクまで付属しています。
充実したセット内容でありながら、本体価格3,250円(税込み)という低価格が魅力の、かなりコスパの高い焚き火台です。
メッシュ火床で燃焼効率も高く、市販の薪もしっかり燃やせます。
組立方法もシンプルで、初心者でも迷わず設置が可能です。
一回り大きいA3型は3,880円(税込み)とそこまで大きく金額が変わらない為、余裕が欲しい方はこちらを選ぶのも良いでしょう。
おすすめ焚き火台2.コールマン ファイアーディスクソロ
円盤形のデザインが目を引く、コールマンのファイアーディスクソロ。
その構造のシンプルさから、他にないほど設営が簡単なこと、直火のような雰囲気で楽しめることが魅力です。
価格は定価で4,980円(税込み)です。
焚き火を自分好みに組みながら焚き火を楽しめるのはファイアーディスクソロならでは。
空気の流れが良いため火力も高く、思う存分焚き火を楽しむことができる焚き火台です。
市販の薪もそこまで大きくはみ出すことは有りませんが、余裕が欲しい方は直径45㎝のファイアーディスクを購入するのもおすすめ。
筆者も通常のファイアーディスクをソロ・グループキャンプで使っていますが、ソロで大き過ぎて困ると言ったことはありません。
すき間が全くないため、知らない内に焚き火台の下に灰がこぼれてしまうこともありませんよ!
ただしバーベキューグリルが付属しているため調理も可能ですが、ファイアーディスクソロはどちらかと言うと調理には不向き。
炭から網が近いため、火力調整に注意が必要です。
おすすめ焚き火台3.FUTUREFOX Confire櫓
通気性の良いメッシュタイプでありながら、焚き火台本体は鉄製のFUTUREFOX Confire櫓(やぐら)。
メッシュタイプの通気性や収納のコンパクトさに安定感をプラスした、無骨ながら機能的な焚き火台です。
収納がコンパクトながらしっかり焚き火も調理も楽しめるため、ソロキャンプにはまさにピッタリ。
他にない工夫を凝らした構造や使い勝手の良い収納袋が付属していながら、価格は6,980円(税込み)と比較的リーズナブル。
長い薪も余裕で入る火床のスペース、安定した調理が可能な五徳を備えており、コンパクトながら焚き火も調理もしっかり楽しむ事ができる優秀な焚き火台です。
収納時は直径8㎝まで小さくなるため、荷物を減らしたい方にもピッタリです。
組立に手間がかかる事だけが唯一のネックですが、悩むほど難しいものではないため問題はないでしょう。
オススメ焚き火台4.UCO フラットパックポータブルグリル
折りたたむと非常にコンパクト、組立はわずか30秒で完了するシンプルな焚き火台のUCOフラットパックポータブルグリル。
小柄で非常に扱いやすいため、ソロキャンプにもピッタリです。
設営が簡単で扱いやすいのはもちろん、付属グリルで全面を調理に使うことができる万能焚き火台です。
価格は定価で7,150円(税込み)。
本体サイズはコンパクトながら長い薪もしっかり入れることができ、特に薪の加工の等をしなくても気軽に焚き火を楽しめます。
設営の手間woかけず、気軽にひとりで焚き火をするならコレ。私も愛用しています。
グリルはスキレットやホットサンドメーカーを横並びに置けるだけの広さがあり、ソロから2人くらいのキャンプにピッタリです。
おすすめ焚き火台5.スノーピーク 焚き火台M
超ロングセラーとなっているスノーピークの焚き火台。
スノーピークの焚き火台は非常に頑丈にできており、使い込んでも本体の歪みがほとんど発生しない為かなり長く使い続けることができます。
またシンプルな構造のため扱いやすいのも魅力です。
純正オプションパーツも豊富で、親子2代で使える頑丈さがあります。
S・M・L・LLの4種類のラインナップがありますが、市販の薪をそのまま使ってソロキャンプをするならMサイズがおすすめで、Mサイズは定価で14,300円(税込み)。
Mサイズは少し大きめではありますが、燃えカスが落ちることも無く薪も多めに入るため、ゆっくり落ち着いて焚き火を楽しむことができます。
オプションなども含めると少し高額にはなりますが、1台で長く、複数人でのキャンプまで対応できるという意味ではコスパの良い焚き火台と言えるでしょう。
おすすめ焚き火台6.ユニフレーム 薪グリル
ユニフレームの薪グリルは、これまでに紹介してきたものとは少し変わって調理や暖房効果に特化した焚き火台。
レギュラーサイズの薪グリルは定価で13,500円(税込み)です。
家庭用コンロのように横長な配置となるため、複数の調理器具を横並びで置くことが可能。
調理中に薪を足しての火力調整もしやすく、焚き火での調理がやりやすい構造になっています。
また風防代わりにもなる本体のおかげで風にも強く、焚き火の熱を前方に反射させてくれるため暖房としての効果も高くなっています。
足元がどうしても冷える秋冬キャンプでは強い味方となりそうです。
コンパクトな薪グリルsoloもありますがこちらはかなり小さく、使いやすさの面ではレギュラーサイズの薪グリルがおすすめ。
コンパクトな薪が手に入る方や、炭火調理や暖房重視な方はsoloモデルの方が合っているかもしれません。
おすすめ焚き火台7.ユニフレーム ファイアースタンドⅡ
メッシュ式焚き火台の中でも特にコンパクトで軽量なファイアースタンドⅡ。
直径約60㎜×長さ約570㎜という収納の細さと約490gという軽さが魅力で、荷物を減らしたい方には最適な焚き火台と言えるでしょう。
価格は定価で6,400円ですが、品切れ時はプレミア価格になっていることも。
メッシュ式の焚き火台のため通気性も良く、安定して焚き火を楽しむことができます。
ただし構造上調理器具などは乗せることができないため、調理は別途ガスコンロなどで行う必要があります。
トライポッド等を使えば、ファイアスタンドの上でダッチオーブン料理は可能です。
なるべく軽く、純粋に焚き火だけを楽しみたいという方にはおすすめの焚き火台です。
焚き火シート(スパッタシート)も必須
焚き火をする際は焚き火台の下に敷く焚き火シート(スパッタシート)が必須。
シート無しで焚き火をすると、焚き火台から落ちた燃えカスや炭などで地面を汚したり、芝を焦がしてしまうことに繋がります。
そこまで高価なものでもないので、焚き火台と一緒に焚き火シートは必ず用意しておきましょう。
直火禁止のキャンプ場の場合焚き火台を使うのは当然のルールですが、焚き火シートの使用も最低限のマナーです。
Amazonでは格安でしっかり使える焚き火シートが販売されているため、そいういったものもおすすめです。
ソロ用として売られている焚き火台は微妙?
今回の記事ではソロ向けの焚き火台と言いつつ少し大きめのものを中心に紹介してきました。
ソロ用焚き火台にも優れたものは多々ありますが、物によっては小さすぎて扱いにくかったり、薪を小さく加工しなければいけないものもあります。
荷物を減らすために小型の焚き火台を選んでも、しっかり使い切るためにノコギリや斧など別で道具を揃える必要が出てくる可能性も。
おそらくこの記事をここまで読んで下さっている方の中には、これから道具を集めるキャンプ初心者も少なく無いでしょう。
初心者でも気軽にキャンプに行く、道具を減らすと言う意味では、私は少し大きめな焚き火台をおすすめしたいです。
大は小を兼ねると言うように、少しくらい焚き火台が大きくても困ることはありません。
まとめ
ソロキャンプにおすすめな焚き火台について解説してきました。
ソロキャンプ向け焚き火台の選び方のポイントを改めてまとめると以下の三つ。
- 市販の薪がしっかり入るか?
- 収納サイズや本体重量はどうか?
- 焚き火も調理もしっかり楽しめるか?
特に市販の薪が入るかはかなり重要で、それ次第で焚き火台の使い勝手は大きく変わってきます。
購入した薪を使いたい方は、焚き火台の大きさも確認しておくと良いでしょう。
今回の記事の中で一つだけおすすめするのであれば、私はUCOの焚き火台をおすすめします。
シンプルで特別感こそありませんが、コンパクトで扱いやすい優秀な焚き火台です。
読んで下さったあなたにとってピンとくる焚き火台はあったでしょうか?
この記事が少しでも焚き火台選びのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。