- ファイアーディスクの使い勝手はどんな感じ?
- ファイアーディスクで焚き火した時の燃え具合は?
- ファイアーディスクのメリットは?
この記事では上記のような、コールマンのファイアーディスクに関するレビューをしていきます。
コールマンのファイアーディスクは簡単設営で焚き火を思い切り楽しめる、優秀な焚き火台です。
始めて焚き火台を手にする人はもちろん、薪をくべる・火を眺めるなど火そのものを楽しみたい人には本気でおすすめ。
この記事では使い勝手や薪の燃え具合など、色々な視点からファイアーディスクをレビュー。
まず初めにスペックと各部の特徴を紹介、次に焚き火のしやすさについて解説、最後にファイアーディスクのメリット・デメリットをまとめていきます。
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ファイアーディスクのスペック

- 使用サイズ:約Φ45㎝×23(h)㎝
- 収納サイズ:約Φ46㎝×8.5(h)㎝
- 本体重量:約1.6㎏
- 耐荷重:約30㎏
ファイアーディスクは大きさ・耐荷重共に十分で、長めの薪を多く置けるだけの大きさと、ダッチオーブン等を乗せられるだけのしっかりとした強度があります。
焚き火台本体のほかに収納ケース、BBQ用の焼き網が付属しているため、他の道具を買い足すことなくBBQも可能です。

各部構造のレビュー・メリット
円形が特徴的なファイアーディスクはその外観も魅力ですが、焚き火台としての使い勝手も良好です。
設置は5秒で可能

ファイアーディスクの設営はめちゃくちゃ簡単で、3本の脚を引き起こすだけ。
収納バッグから出す時間を除けば5秒程度で設置が完了してしまいます。
構造のシンプルさからか強度的にも十分で、使用中の歪みなども少なく長く使っても問題なく足の開閉が可能。
脚は軽い力で起こすことができますが強度不足な感じは無く、3本脚のおかげでガタつかずどこでも安定して設置することができます。

大きさの割に軽い
ファイアーディスクは部品点数が少ないためか、本体重量が約1.6㎏と大きさの割には軽量になっています。
近い大きさの焚き火台であるロゴスのピラミッドグリルの約半分、スノーピークの焚き火台Lの約三分の一の重量しかありません。

長めの薪を使いたい場合大きな焚き火台が必要になってきますが、ファイアーディスクであれば大きさの割に軽量で設営場所までの運搬も苦になりません。
付属網で調理も可能

焚き火に特化した焚き火台ではありますが、付属の網で調理も可能です。
焚き火台本体は強度も高いため、別売りのダッチオーブンスタンドを使用してダッチオーブンでの調理も可能です。
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焼き網はD字型になっているため、網をどかさずにすき間から炭の投入が可能。
網には爪が付いているため、くっついた食材を剝がすときに網が外れてしまうこともありません。

互換性のある網がなかなか無いため、使用後はしっかり洗って乾かしておきましょう。
別売りの焚き火台用のゴトクを使えば、ファイアーディスク上でコッヘル等のクッカーを使うのがより簡単になります。
ただし調理に関しては、火力のバランスの悪さなど若干のデメリットも。
記事後半のメリット・デメリットまとめ部分で詳しく解説していきます。
焚き火でのレビュー・メリット
ファイアーディスクは焚き火をいかにも「焚き火らしく」楽しめる焚き火台で、キャンプファイアーのように組み上げた薪の燃焼をしっかり楽しむことが出来ます。
市販の薪がしっかり入る

ホームセンターなどで市販されている薪の長さはだいたい40㎝くらい。
ファイアーディスクであれば、長めの薪でも台からほとんどはみ出さずに燃やすことができます。
火力コントロールも自由自在

ファイアーディスクはロストルや吸気口などが無いシンプルな焚き火台ですが、そのシンプルさゆえに薪の組み方次第で自由自在に火力コントロールが可能です。
薪を安定して置くことが出来るので薪を高く組み上げやすく、煙突効果を利用してかなり高火力な焚き火を楽しむ事もできます。
壁が低く炎をしっかり見て楽しむことが出来るので、まさしく「焚き火」そのものを楽しみたい方には本気でおすすめ。
もちろん薪を詰めて通気性を下げれば燃焼時間を延ばすこともできるので、少ない薪で長時間暖を取ったり、焚き火を楽しむ事もできます。
頑丈で安定感がある

ドーム型の本体はなかなか頑丈で、数時間の焚き火5回以上行っても、歪むような雰囲気は一切なくキレイな円形を保っています。
3点で支える足も頑丈なため、多く薪を入れても倒れる心配もなく安定感は抜群。
シンプルな構造は頑丈さや安定感にもつながっているようです。
アルミホイルで片付けが簡単

ファイアーディスクは形状がシンプルなため、灰の片付けや使用後の清掃も非常に簡単。
加えてファイアーディスクの底に事前にアルミホイルを敷いておくことで、更に簡単に焚き火の片付けをすることができます。
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焚き火が終わったら敷いてあるアルミホイルで燃えカスを包み、そのまま密閉して消火が可能です。
※アルミホイルで包む時は必ず火ばさみや革手袋を着用しましょう。
一気に消火したい場合はアルミホイルごと燃えカスを焚き火台から降ろし、少しずつ水をかけて燃えカス全体に水を馴染ませていくとすぐに消火できます。
またこの時アルミホイルの底に穴が開いていないか確認しておきましょう。
アルミホイルの底に穴がある場合は、新しいアルミホイルを受け皿にしてそのうえで消火すると灰や水が外へ流れる心配がありません。
ファイアーディスクのメリット・デメリット
- シンプルで設置も簡単
- 頑丈で安定感が高い
- 長めの薪でも余裕をもって置ける
- 様々な薪の組み方で火力コントロールを楽しめる
- 灰の片付け、清掃も簡単
ファイアーディスクのメリットをまとめると、とにかく焚き火そのものの楽しさを簡単に味わえることでしょう。
自分好みに薪を組み上げてしっかり炎を上げて、文字通り絵に描いたような焚き火を楽しむ事ができます。
シンプルで価格も安く、焚き火が良く見え取り扱いも簡単なため初心者からベテランまで幅広く楽しめる焚き火台でしょう。
しかし実際に使ってみて、いくつかのデメリットも感じました。
- 調理の使い勝手は最高とは言えない
- 収納サイズは小さくない
- 風で灰が舞いやすい
- 薪の消費が早い
焚き火を存分に楽しめる反面、調理での使い勝手や収納サイズなどいくつかの面では他の焚き火台に劣る部分も。
調理においては炭から網までの距離が近く、また炭が中央に寄ってしまうため中央部分の火力が極端に高くなってしまいます。
また網での調理の時は少し火力調整が難しいので、その点もデメリットと言えるでしょう。
収納サイズも焚き火台としては中の上くらいの大きさ。
コンパクトな収納性を求めたり焚き火台での調理まで視野に入れるのであれば、下の記事で紹介しているような角型の折り畳み式焚き火台を使いのが良いでしょう。

また焚き火が横からの風を受けやすいため、長時間使用して灰が溜まった場合は深さの有る焚き火台よりも灰が舞いやすいように感じました。
調理での使用にはゴトクが便利
ファイアーディスクを焚き火調理で使用する場合、別売りのゴトクを使うとかなり便利。
ゴトクを使えば付属の網を使わずに焚き火の上にクッカーを置くことができ、調理の効率を高めることが出来ます。
一回りコンパクトなファイアーディスクソロの場合、キャプテンスタッグのセカンドグリルを使うと焚き火台よりも少し高い位置にゴトクを設置できるので調理しやすくおすすめです。
ソロキャンプにはファイアーディスクソロも
ファイアーディスクは通常サイズの直径約45㎝モデルにくわえ、直径約30㎝のファイアーディスクソロも販売されています。
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直径30㎝とファイアーディスクよりも直径で15㎝小さくなっており、名前の通りソロキャンプ~2人くらいで使いやすいコンパクトサイズとなっています。
スペック比較は以下のようになっています。
ファイアーディスク | ファイアーディスクソロ | |
使用サイズ | 約Φ45×23(h)㎝ | 約Φ30×16(h)㎝ |
収納サイズ | 約Φ46×8.5(h)㎝ | 約Φ32×10(h)㎝ |
本体重量 | 約1.6㎏ | 約620g(網込み約900g) |
耐荷重 | 約30㎏ | 約25㎏ |
ファイアーディスクソロの本体と網での総重量は900gと、通常サイズのファイアーディスクに比べて700g近く軽量な仕上がり。
小さくはなったものの市販の薪も十分乗せることができ、安心して焚き火を楽しめる点は引き継がれています。
ソロキャンプがメインかつ焚き火をしっかり楽しみたいという方には、ファイアーディスクソロもおすすめです。
まとめ

- 設営が簡単で軽量、後片付けも簡単
- 様々な薪のレイアウトを楽しめる
- 高火力で焚き火の楽しさを味わえる
コールマンのファイアーディスクは、純粋に焚き火を楽しむ為には本気でおすすめできる焚き火台です。
折り畳み式の焚き火台とは一味違う、薪を並べて燃やす感覚を存分に楽しむことができるでしょう。
「焚き火を思いっきり楽しみたい!」という方はきっと満足できるはずですよ!
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この記事が少しでも疑問を解決できていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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