- ファイアーディスクの使い勝手はどんな感じ?
- ファイアーディスクで焚き火した時の燃え具合は?
- ファイアーディスクのメリットは?
この記事では上記のような、コールマンのファイアーディスクに関するレビューをしていきます。
コールマンのファイアーディスクは簡単設営で焚き火を思い切り楽しめる、優秀な焚き火台です。
始めて焚き火台を手にする人はもちろん、焚き火そのものを純粋に楽しみたい方には本気でおすすめ。
実際にキャンプで使ってみましたが折り畳み式の焚き火台とは違う自由度の高い焚き火を楽しむ事が出来ました。
使い勝手や焚き火での燃え具合など、各部をレビューしていきます。
まず初めにファイアーディスクのスペックと各部のレビュー、次に焚き火のしやすさについて解説、最後にファイアーディスクのメリット・デメリットを解説します。
(2022/06/24 18:10:20時点 楽天市場調べ-詳細)

ファイアーディスクのスペック

- ディスク直径:約45㎝
- 本体重量:約1.6㎏
- 耐荷重:約30㎏
ファイアーディスクは大きさ・耐荷重共に十分で、長めの薪を多く置けるだけの大きさと、ダッチオーブン等を乗せられるだけのしっかりとした強度があります。
焚き火台本体のほかに収納ケース、BBQ用の焼き網が付属しているため、他の道具を買い足すことなくBBQも可能です。

各部構造のレビュー・メリット
円形が特徴的なファイアーディスクはその外観も魅力ですが、焚き火台としての使い勝手も良好です。
設置は5秒で可能

ファイアーディスクの設営はめちゃくちゃ簡単で、3本の脚を引き起こすだけ。
収納バッグから出す時間を除けば5秒程度で設置が完了してしまいます。
構造のシンプルさからか強度的にも十分で、使用中の歪みなども少なく長く使っても問題なく足の開閉が可能。
脚は軽い力で起こすことができますが強度不足な感じは無く、3本脚のおかげでガタつかずどこでも安定して設置することができます。

大きさの割に軽い
ファイアーディスクは部品点数が少ないためか、本体重量が約1.6㎏と大きさの割には軽量になっています。
近い大きさの焚き火台であるロゴスのピラミッドグリルの約半分、スノーピークの焚き火台Lの約三分の一の重量しかありません。

長めの薪を使いたい場合大きな焚き火台が必要になってきますが、ファイアーディスクであれば大きさの割に軽量で設営場所までの運搬も苦になりません。
付属網で調理も可能

焚き火に特化した焚き火台ではありますが、付属の網で調理も可能です。
焚き火台本体は強度も高いため、別売りのダッチオーブンスタンドを使用してダッチオーブンを使う事もできます。
(2022/06/24 18:10:20時点 楽天市場調べ-詳細)
焼き網はD型になっているため、網をどかさずにすき間から炭の投入が可能。
網には爪が付いているため、くっついた食材を剝がすときに網がずれてしまうこともありません。

互換性のある網がなかなか無いため、使用後はしっかり洗って乾かしておきましょう。
ただし調理に関しては若干のデメリットも。
詳しくは記事後半のメリット・デメリットの項目で解説します。
焚き火でのレビュー・メリット
ファイアーディスクの一番の魅力は何といっても焚き火での自由度の高さ!
地面での直火の感覚に近く、薪のレイアウトを考えながらの焚き火は折り畳み式の焚き火台ではなかなか味わえない感覚です。
市販の薪がしっかり入る

ホームセンターなどで市販されている薪の長さはだいたい40㎝くらい。
ファイアーディスクであれば、長めの薪でも台からほとんどはみ出さずに燃やすことができます。
長い薪は組み方次第で大きな炎を上げることも長く燃やすことも可能なので、薪の組み方を工夫して焚き火の楽しみ方を広げることができます。
単に長い薪が入るだけでなく、様々な薪の組み上げパターンを楽しめるのもファイアーディスクの魅力です。
火力コントロールも自由自在

ファイアーディスクにはロストルがありませんが、横からも空気を吸えるためかなり効率的に薪を燃やすことができます。
先ほど長い薪でも置けると書きましたが、長い薪を使用すると必然的に薪を積み上げて焚き火をすることになります。
高く積んだ薪は煙突効果が発生して燃焼効率が一気に上がり、結果的に火力もかなり高くなります。
焚き火らしい炎をしっかり楽しめるため、焚き火の炎を眺めているのが好きな方にはかなりおすすめです。
もちろん組み方次第では火力を抑えて燃焼時間を延ばすこともできるので、少ない薪で長時間楽しむ事もできます。
頑丈で安定感がある
ドーム型の本体はなかなか頑丈で、6時間以上焚き火を続けても歪むような雰囲気は一切なく、キレイな円形を保っています。
歪むことで収納しづらくなる・脚が畳みにくくなるなんて事はありませんでした。
3点で支える足も頑丈なため、多めに薪を入れても倒れたり不安定になったりすることもありません。
シンプルな構造は頑丈さや安定感にもつながっているようです。
アルミホイルで片付けが簡単

ファイアーディスクは形状がシンプルなため、灰の片付けや使用後の清掃も非常に簡単。
加えてファイアーディスクの底に事前にアルミホイルを敷いておくことで、更に簡単に焚き火の片付けをすることができます。
(2022/06/24 18:10:21時点 楽天市場調べ-詳細)
焚き火が終わったら敷いてあるアルミホイルで燃えカスを包み、そのまま密閉して消火が可能です。
※アルミホイルで包む時は必ず火ばさみや革手袋を着用しましょう。
一気に消火したい場合はアルミホイルごと燃えカスを焚き火台から降ろし、少しずつ水をかけて燃えカス全体に水を馴染ませていくとすぐに消火できます。
またこの時アルミホイルの底に穴が開いていないか確認しておきましょう。
アルミホイルの底に穴がある場合は、新しいアルミホイルを受け皿にしてそのうえで消火すると灰や水が外へ流れる心配がありません。
ファイアーディスクのメリット・デメリット
- シンプルで設置も簡単
- 頑丈で安定感が高い
- 長めの薪でも余裕をもって置ける
- 様々な薪の組み方で火力コントロールを楽しめる
- 灰の片付け、清掃も簡単
ファイアーディスクのメリットをまとめると、とにかく焚き火そのものの楽しさを簡単に味わえることでしょう。
自分好みに薪を組み上げてしっかり炎を上げて、文字通り絵に描いたような焚き火を楽しむ事ができます。
シンプルで価格も安く、焚き火が良く見え取り扱いも簡単なため初心者からベテランまで幅広く楽しめる焚き火台でしょう。
しかし実際に使ってみて、いくつかのデメリットも感じました。
- 調理の使い勝手は最高とは言えない
- 収納サイズは小さくない
- 風で灰が舞いやすい
- 薪の消費が早い
焚き火を存分に楽しめる反面、調理での使い勝手や収納サイズなどいくつかの面では他の焚き火台に劣る部分も。
調理においては炭から網までの距離が近く、また炭が中央に寄ってしまうため中央部分の火力が極端に高くなってしまいます。
網での調理の時は少し火力調整が難しいので、その点はデメリットと言えるでしょう。
収納サイズも焚き火台としては中の上くらいの大きさ。
コンパクトな収納性を求めたり焚き火台での調理まで視野に入れるのであれば、下の記事で紹介しているような角型の折り畳み式焚き火台を使いのが良いでしょう。

また焚き火が横からの風を受けやすいため、深さの有る焚き火台に比べると灰も少し舞いやすいように感じます。
ソロキャンプにはファイアーディスクソロも
2021年、ソロキャンプ向けで一回り小さいファイアーディスクソロが発売されました。
直径30㎝とファイアーディスクよりも直径で15㎝小さくなっており、名前の通りソロキャンプにも使いやすいコンパクトサイズとなっています。
収納ケースに本体と網を入れての総重量はなんと800gと超軽量!
小さくはなったものの、大きな薪でも意外とはみ出さずしっかり燃やせるサイズです。
ソロキャンプで軽量なギアが良いけど焚き火もしっかり楽しみたい!という方にはこちらもおすすめです。
まとめ

- 設営が簡単で軽量、後片付けも簡単
- 様々な薪のレイアウトを楽しめる
- 高火力で焚き火の楽しさを味わえる
コールマンのファイアーディスクは、純粋に焚き火を楽しむ為には本気でおすすめできる焚き火台です。
折り畳み式の焚き火台とは一味違う、薪を並べて燃やす感覚を存分に楽しむことができるでしょう。
「焚き火を思いっきり楽しみたい!」という方はきっと満足できるはずですよ!
この記事が少しでも疑問を解決できていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログ村参加しています。良ければクリックで応援お願いします!