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ダイソーのアルコールストーブを徹底レビュー!燃焼時間や自動炊飯も解説

この記事で分かること
  • ダイソーアルコールストーブの使い方は?
  • ダイソーのアルコールストーブの火力は?
  • アルコールストーブって何分くらい燃焼するの?
  • アルコールストーブのメリット・デメリットが知りたい

アウトドア慣れした人が使っているイメージが強いアルコールストーブ。

初心者にはなかなか手が出しづらいアイテムですが、100円ショップのダイソーからも低価格で販売されています。

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近年は100円ショップで使えるキャンプギアが手に入るのが本当にありがたいですね。

今回の記事では、これまでガスバーナーばかり使ってきた筆者の視点でダイソーのアルコールストーブの特徴や使い方、実際使って感じたメリット・デメリット等を詳しく解説していきます。

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ダイソーアルコールストーブのサイズとスペック

左が40mlモデル、右が80mlモデル

ダイソーのアルコールストーブは容量40mlモデルと80mlモデルの2種類が販売されていて、それぞれのスペックは以下の通りです。

40mlモデルのスペック
寸法:直径60㎜×高さ29㎜
容量:40ml
価格:220円(税込み)
80mlモデル
寸法:直径72㎜×高さ36㎜
容量:80ml
価格:330円(税込み)

両モデルとも本体・蓋はアルミ製。

蓋の裏にはシリコン製のパッキンが取り付けられていて、密閉性もかなり高くなっています。

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試しに水を入れた状態で蓋をして強く振ってみましたが、水漏れは有りませんでした。

ちなみにシリコンは180℃と高温まで耐えることが出来ますが、燃焼中に蓋をしての消火はしないように注意書きがありました。

使用燃料は薬局などで手に入る燃料用アルコールを使用します。

今回は近所の薬局で販売されていた「オクダ燃料用アルコール」を使用します。

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※燃料用のアルコールはメタノールを含有していて有毒なので要注意

使用方法

ダイソーのアルコールストーブの使い方はシンプルで、燃料を入れて少し待って着火するだけ

着火手順
①ゴトクやストーブ等を設置して、アルコールストーブを置く
②燃料を注ぐ(本体の約1/3が目安)
③燃料を入れてから一分ほど時間を待つ※重要
④小型バーナーやマッチ等で着火する
①ゴトクやストーブ等を設置して、アルコールストーブを置く
②燃料を注ぐ(本体の約1/3が目安)
③・④一分ほど待った後、小型バーナーやマッチ等で着火する

たったこれだけの手順で使用できるので、ガスバーナーなどと比べてもかなり手軽に使い始めることが出来ました。

「詳しくは後述しますが、③の「一分ほど待つ」が爆発を防ぐために非常に重要になるので、着火までに必ず時間を空けるようにしましょう。」

火は色が非常に薄く昼間は目視できないほどですが、着火から数秒で安定した燃焼がはじまります。

着火には下向きに火を出せる道具が必要なので、ターボライターやマッチ等を用意しておきましょう。

初めはZIPPOライターで着火しようとしましたが、液面に炎が当たらずうまく着火できませんでした。

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私はSOTOのマイクロトーチactiveを使用していますが、火のリーチも長くて火力もあるので便利です。

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風が強い時は風防も併用すると良いでしょう。

ダイソーのアルコールストーブのゴトクは?

ダイソーのアルコールストーブを使うには別途ゴトクが必要になり、アルコールストーブ単体では使うことが出来ません。

オススメはダイソー等でも売られているポケットストーブで、40mlモデル・80mlモデル共に丁度よく収まります。

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ポケットストーブ+40mlモデル
ポケットストーブ+80mlモデル

また40mlモデルはSOTOの組み立て式ミニ焚き火台テトラとの相性もよく、ポケットストーブよりも風の影響を受けにくいのでこちらもオススメです。

テトラ+40mlモデル
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燃焼時間と火力について

気温約15℃の環境でお湯を沸かして火力テストをしてみました。

説明書き通り約1/3、丸穴の少し下まで燃料を入れ、燃料を燃やしきるまでの温度変化を観察していきます。

水の量は500mlで、同じコッヘルに入れて加熱しました。

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写真で見ると燃料が少し少なく見えるので、もう少し入れても良いかもしれません。

40mlモデル

40mlモデルの実験結果
燃焼時間:約16分
水温変化:20℃→76℃
開始時
終了時(燃料切れ)

40mlモデルは今回の条件だと水を沸騰させることは出来ず、燃焼時間は約16分で水温は76℃まで上昇しました。

蓋付きのクッカーを使ったり、ストーブ本体とクッカーをもう少し近づけることが出来ればもう少し高温まで温められるでしょう。

何にせよ40mlモデルに対して500mlという量の水は多すぎるかもしれません。

80mlモデル

80mlモデルの実験結果
燃焼時間:約28分
水温変化:20℃→95℃(沸点到達)
開始時
終了時(燃料切れ)

80mlモデルは約28分とかなり長時間燃焼し、燃料の残りにも余裕を持った状態で沸騰させることができました。

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95℃で沸点になったのは標高+温度計の精度の問題で、実際かなりしっかり沸騰していました。

約18分で90℃まで熱くなり、そこから3分ほどで沸点に到達。

25分経過時点から火力が不安定になり始めましたが、燃料切れまで鎮火はしませんでした。

火力はかなりおとなしい

燃焼時間や温度変化からも分かる通り、ダイソーのアルコールストーブの火力はかなりおとなしいものでした。

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ガスバーナーの弱火と同じくらいと考えると想像しやすいかもしれません。

高火力を要する焼き料理にはあまり適していなそうですが、燃焼時間が長いため煮込み料理や少量の湯沸かしにはコスパも良く扱いやすそうです。

ちなみに燃焼中はニオイや音、ススなどは全くありませんでした。

分解清掃は簡単

ダイソーアルコールストーブの分解方法は単純で、本体内部の部品(穴の空いたパーツ)を持ち上げるようにずらすだけ。

中央の空洞に親指を入れて、そのまま親指の腹を押し付けるように持ち上げれば外れます。

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食材などでストーブ内が汚れてしまったときも簡単に洗えて安心ですね。

ダイソーアルコールストーブのメリット・デメリット

実際にアルコールストーブを使ってみたり実験してみた上で感じたメリット・デメリットをまとめていきます。

メリット
寒さに強い
コンパクトで持ち運びやすい
構造がシンプルで使いやすい
点火までの準備が比較的簡単
ススや臭い、音が出ない

燃料用アルコールは引火点が11℃前後と低温でも着火でき、低温でも性能が不安定になりにくいという長所があります。

またそのシンプルさとコンパクトさで、使いたい時にサッと取り出して使える手軽さも魅力です。

燃焼時にススやニオイ・音が出ないというのもメリットと言えるでしょう。

デメリット
燃料漏れや爆発に注意が必要
火力調整が出来ず火力が低い
基本的には途中で消火できない
燃焼中の燃料の追加もできない
燃料が有毒

アルコールストーブは液体の燃料がむき出しになった状態で使用する事になるので、燃料漏れには細心の注意を払う必要があります

ダイソーアルコールストーブは使用方法を守らないと小さな爆発が起こり燃料が飛び散ることが有るので注意が必要です。

火力調整や燃料の継ぎ足しも出来ないという点もデメリットと言えるでしょう。

また燃料用アルコールは有毒であるため、燃料が残っている時に蓋を閉じて消火するよりも燃やしきってしまう方が安心です。

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蓋で消火する時は自己責任で行いましょう。

ダイソーアルコールストーブは爆発する?回避するには?

一時期話題になった爆発事故。

ダイソーアルコールストーブが爆発する原因は、アルコールストーブ内の空気と気化した燃料アルコールの比率で、燃料用アルコールの成分であるメタノールは空気に対して6.7~36.5%の混合率で着火すると爆発します。

逆に言うと、この範囲外で着火すれば爆発を防ぐことができます。

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説明書にもありますが、燃料を注いでから1分程度待ってから着火すれば問題ありません。

自動炊飯は出来る?

ダイソーアルコールストーブとダイソーメスティンを使って、1合の自動炊飯をやってみました。

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使用したのは40mlモデルのアルストとダイソーの1.5合用のフッ素加工メスティンです。

まずはメスティンの目盛り通りに1合分の米と水を入れ、10分ほど水を吸わせます。

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メスティンに目盛りが無い場合、ハンドルの根元のリベットを目印にすると丁度よく

水を吸わせている間にポケットストーブとアルコールストーブを用意。写真では分かりにくいですが、燃料は小さな丸穴の下にかかるくらい入れました。

水を吸わせたらアルコールに点火し、メスティンを置いて火が消えるまでひたすら待ちます。

Gman

蓋が浮かないようマグカップを重り代わりに乗せています。

火が消えたらタオルで包んで、5分ほどひっくり返して蒸らします。

蓋を開けると、めちゃくちゃ良い感じに炊けてました!

Gman

適度にお焦げもあって良い感じ。燃料は穴の位置を目安にすれば良さそうです。

まとめ

ダイソーのアルストはこんな人向け
  • とりあえずアルコールストーブを使ってみたい
  • コスパ良く使えるアルコールストーブが欲しい
  • メスティンの自動炊飯がしたい
  • シングルバーナーより省スペースで加熱調理したい

ダイソーのアルコールストーブを実際に使ってみた感想として「特性を理解して使えばなかなか便利なアイテム」だと感じました。

火力の弱さや燃料の扱いなど気を付けるべき部分もありますが、あまり火力を必要としない調理や飲み物の温めなどにはかなり便利なストーブです。

40mlモデルで220円(税込み)、80mlモデルで330円(税込み)と低価格な事も有り、アルコールストーブを体験してみたい方にはオススメできるアイテムだと感じました。

ただし火力は低いため、冬でも扱える高火力バーナーを探している方には他のガスバーナーやガソリンバーナーがおすすめです。

キャンプの新たな楽しみとして、ダイソーのアルコールストーブを使って、一味違ったキャンプ調理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Gman