こんな疑問に答えていきます。
ここ数年ブームが来ているというサバイバルゲーム。
デビューするために用意する物は様々ですが、中でも重要になるのがエアガン(エアソフトガン)。
今回の記事ではサバゲー初心者の方に向けて、
- サバゲーを楽しむためのエアガン選び
- 勝ちを狙っていけるエアガン選び
- 立ち回りや戦略を楽しむためのエアガン選び
の三つのアプローチからオススメの銃を紹介していこうと思います!
「銃のことなんて分からない」と思われる方もいるかもしれませんが、そもそもサバゲーには実銃の知識はほとんど必要有りません!
ぜひ、お気に入りの一丁を見つけていってください。
紹介を始める前に
エアガンの性能は、基本的には以下の図のようになる傾向があります。
基本的には、長い銃ほど精度や射程距離に優れ、短い銃ほど精度・射程距離共に低下します。
しかしここで1つ注意点があります!
この図で示したような性能バランスは、あくまでも「傾向」であり、エアガンの中には短いのに射程が長く精度も良い銃も存在します。
銃の機種による性能差もそこまで大きくないので、自分の気に入った好きな銃を選ぶことが基本になります!
エアガンは大きく見て3種類
エアガンは、何で動くかによって大きく3種類に分けられます。
エアコッキングガン:手動で1発ずつ弾をこめるタイプ
ガスガン:注入されたガスの圧力で動作するエアガン
電動ガン:バッテリーの電力でモーターを回し動作するエアガン
サバイバルゲームで最も主流なのは電動ガンで、初心者もまずは電動ガンから始めるのが良いでしょう。
各タイプの特徴
エアコッキングガン:手動のためガスもバッテリーも要らず、銃本体も比較的安い。ハンドガン意外にも、ショットガンやスナイパーライフルに多い。連射が難しい。
ガスガン:構造が実銃に近く、リアルでキレのある動きが魅力。低温時はガス圧が低下してしまうため、冬場は撃てなくなる場合も。サバゲーに使うハンドガンとしては一般的なタイプ。
電動ガン:他の2タイプに比べると連射性能が高く、装弾数が多い。低温でも性能がほとんど変わらないため、通年で使える。ライフルやサブマシンガンなどのバリエーションが最も多い。
エアガン選びの基準
先ほど「好きな銃を選ぶのが一番」と言いましたが、好きな銃が無い場合は装弾数と軽さで選ぶのがオススメです。
エアガンメーカーに関しては、国産メーカーの東京マルイ製がオススメ。
最近では海外製のエアガンメーカーも多く登場し、低価格で魅力的な銃を多数ラインナップしています。
数年前に比べるとかなり品質・性能共に向上してきてはいますが、それでも東京マルイ製の品質は圧倒的に高いため、初心者の方はまずは東京マルイを選ぶのが無難だと思います。
カテゴリー別エアガン解説!
ここからは本題のエアガン解説です!
各カテゴリーの中から、メジャーな機種を紹介していきます!
全て紹介すると多すぎるので、メジャーどころだけ紹介します。
アサルトライフルは幅広く対応可能
有名なM4やAKをはじめとするアサルトライフルは、装弾数・命中精度・射程距離が高バランスでまとまっています。
高性能で様々な状況に対応できるため、まさにはじめの一丁にふさわしい銃とも言えるでしょう。
長距離射撃向けの長い物から、屋内戦向きのコンパクトな物までバリエーションが豊富なのも魅力です。
しかし後ほど解説するサブマシンガンに比べると重量があるため、慣れるまでは構えていると疲れてしまうかもしれません。
東京マルイの次世代電動ガンは高性能で質感も高いですが、その分値段も高く重量も重いです。
どうしても欲しい機種でない限り、必ずしも次世代電動ガンを買う必要は無いでしょう。
M4系
おそらく現在最もバリエーションが豊富なアサルトライフルが、M4系と言われる機種です。
アメリカ軍など世界中で使用されているM4をはじめ、中距離狙撃を想定したロングモデルから近距離戦向きのショートモデルまで、派生を含めて数多くのモデルが存在します。
グリップ、ストックなどのカスタムパーツが豊富で、スコープなどのアタッチメントを取り付ける自由度も高く、拡張性の高いモデルが多いです。
AK系
M4と同様人気が高くバリエーションが豊富なのが、AK系の機種。
木目パーツが印象的な昔ながらのモデルから、拡張性を高められた現代的なモデルまで数多く存在します。
こちらも全長の長い遠距離用、短い近距離戦用など選択肢が多いのが魅力です。
M4には劣りますが、カスタムパーツも多く存在します。
古い年代のAKをモデルとした物は、スコープ等を取り付ける際に別途部品が必要になる場合があるので注意が必要です。
サブマシンガンは軽量で女性にもオススメ
軽量・コンパクトなサブマシンガンは扱いやすく、特に初心者や女性にはオススメです。
初心者に限らず、その取り回しのよさから上級者のアタッカーが使用していることも多いです。
全長が短いため、建物内や木の枝などに銃が引っかかる事が少なく、ストレス無く扱う事ができます。
身軽に動き回りたい場合はサブマシンガンを使うのが良いでしょう。
MP5系
数多くの映画等で目にするMP5は、近代サブマシンガンの代表とも言って良いでしょう。
コンパクトで構えやすく、軽量で命中精度も良いです。
標準サイズであるMP5A5でも十分にコンパクトですが、限界まで小型化したMP5Kも存在します。
また、フォアグリップなど取り付けが可能な拡張性を高めたモデルや、毎秒25発という驚異的な連射が可能なハイサイクルモデルも。
ハイサイクルモデルにはドラムマガジンが装備されており、400発という驚異的な装弾数を誇ります。
P90系
こちらも独特なシルエットから映画などで目にする機会の多い、P90。
個性的な見た目に反して、実際に構えてみると驚くほどしっくりと構える事ができます。
構えた状態でも前方に銃がほとんど飛び出さない程にコンパクトなので狭いスペースでも楽々取り回すことが可能です。
P90にもハイサイクルモデルが有り、こちらも秒間25発の連射が可能です。
コンパクトサブマシンガンシリーズ(MP7、MAC10、スコーピオン)
サブマシンガンの中でも圧倒的にコンパクトなのが、コンパクトサブマシンガンシリーズの三機種。
ハンドガン並みのコンパクトさと圧倒的な軽量さながら毎秒十数発の連射が可能で、扱いやすさではトップクラスと言っても良いでしょう。
3機種の中で比較するとMP7は弾速が早い分連射が若干遅く、MAC10とスコーピオンは連射が早い分弾速が遅く射程が短めです。
機動力に優れる反面、そのコンパクトさから、どの機種も他のサブマシンガンやアサルトライフルに比べると弾速や命中精度では劣ります。
専用のバッテリーは容量が少なく、一日ゲームをするなら2本は持っておいたほうが安心でしょう。
ハンドガンだけでも意外と戦える
エアガンとして最もコンパクトなカテゴリーとなるハンドガン。
アサルトライフルやサブマシンガンと同時にゲームに持ち込み、サブウェポンとして使われる事が多いです。
しかしサバゲーにおいては、使い方次第では十分メインウェポンとしても活躍してくれます。
ハンドガンは機種による性能差が小さいため、動作方式ごとの解説とします。
ガスブローバックガン
サバゲーで使われるハンドガンの大半がこのガスブローバックガン(ガスブロ)です。
名前の通りガス圧で動作するエアガンで、実銃のようなリアルな動作や発射時の衝撃が楽しめます。
また、引き金を引いてから弾が出るまでの反応が早く瞬発力がある為、近距離戦で重宝されます。
※電動ガンは引き金を引いてからモーターを回して弾を発射するため、どうしても発射までタイムラグがあります。
弱点として低温に弱く、寒い時期の使用や連射により気化熱を奪われると、性能が低下したり最悪の場合撃てなくなることがあります。
固定スライドガスガン
こちらもガスで弾を発射する銃ですが、ガスブローバックガンと違って実銃のように動いたりしません。
弾を飛ばすためだけにガスを使用するので、ガスの消費が少なく集弾性や弾速も高めです。
また、ガスブローバックに比べて低温に強い特徴もあります。
発射音はかなり小さく、隠密行動に向いています。
しかしバリエーションが少なく、選択肢があまり無いのがデメリットと言えるでしょう。
電動ハンドガン
ライフル等に限らず、ハンドガンにも電動ガンが存在します。
ガスガンと違い、季節を問わず安定した性能を発揮します。
どの機種もフルオートの連射が可能なのも魅力です。
固定スライドガスガンには劣りますが、発射音は数メートル先でも気付かないほど静かです。
ガスブローバックガンに比べるとラインナップが少ない事、発射の反応が遅い事が欠点と言えるでしょう。
エアコッキングガン
最も昔ながらのエアガンともいえる、エアコッキングガン。
銃上部のスライドを引いて手動で弾を込め、発射します。
ガスもバッテリーも不要で軽量とメリットも有りますが、当然ながら戦力としては電動・ガスに圧倒的に劣ります。
しかし値段が安く、お楽しみゲームとしてエアコッキングオンリー戦を開催する場合もあるため持っていて損は無いでしょう。
自身のレベルアップのためにあえてエアコッキングを使ってみるのも悪くありません。
ショットガン
エアコッキング・ガス・電動と意外とバリエーションが豊富なショットガン。
どの機種も3発同時に発射が可能です。
エアコッキングは軽量で安価、弾速も遅くないですが、コッキングになかなかの力を要します。
ガスショットガンはコッキングが軽量なことに加え、6発同時発射によってより多くの弾を一気にばら撒く事ができます。
電動ショットガンは3発同時発射かつ連射が可能で、圧倒的な弾幕を張ることが出来ますが、フィールドによっては禁止されている場所もあるようなので注意が必要です。
アサルトライフル等と正面から撃ち合うとどうしても不利になってしまいがちなショットガン。
初心者のうちからショットガンで勝つのは難しいと思いますが、近距離での出会い頭の戦闘では威力を発揮します。
スナイパーライフル
実銃同様の操作で弾を込める、エアコッキング(ボルトアクション)式のスナイパーライフル。
命中精度が圧倒的に高く、弾速も早く発射音も静かです。
狙いを定め一発で倒すというロマンはありますが、ショットガンに次いで扱いに悩むのもこのスナイパーライフルです。
射程距離が大きく変わらないエアガンでは、よほどの上級者でないとスナイパーライフルで敵を倒すのは難しいでしょう。
しかしその分倒した時の満足感も大きいので、勝ち負けに関わらず楽しむ事ができます。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめていきます。
この記事のまとめ
まずはアサルトライフルやサブマシンガンがオススメ
ハンドガンは無くても良いが、出来れば1丁用意しておくと良い
ゲームに変化をもたせたいならショットガンやスナイパーライフルも面白い
安定して勝ちを狙っていくなら、アサルトライフルやサブマシンガンがオススメです。
ゲームになれたり、少し変わった事をしてみたくなったらスナイパーライフルやショットガンに手を出してみるのも良いでしょう。
ハンドガンは何かと使う機会があるので、1丁は持っていても損はありません。
色々と書きましたが、大切なのは「好きな銃を選ぶこと」です。
ぜひお気に入りの銃を見つけて、サバゲーデビューしましょう!