社外パーツ使って直すしかないかな?
こんな疑問に答えていきます。
長くサバイバルゲームをしていると、どうしても気になってくるのがエアガンの性能の低下。
「弾速チェックの数値が下がってきた」なんて方も多いのではないでしょうか?
長く使っていると、エアガン内部の劣化や汚れによって段々と低下していきます。
今回記事にする私の銃も同様で、4年近くサバゲーで使用する中で初速とサイクルは低下する一方でした。
ただ社外部品でカスタムするほどの気持ちは無いし・・・。
という事で、今回は新品のマルイ純正ピストン交換と内部洗浄、グリスアップのみでどれだけ性能が回復するのかを試してみました。
調整前後の数値も解説していくので、エアガンの性能低下に悩んでいる方はぜひご覧ください!
- エアガンの性能低下を感じている人
- なるべく安く銃の調子を良くしたい人
- メンテナンスはしたいけど、社外品を使うつもりは無い人
ちなみに今回メカボックスの分解はトイガン解体新書を参考にしました。
色々な銃の分解方法や必要な道具類が詳しく書かれているので、メンテナンス初心者にはオススメです!
Kindle Unimitedであれば、掲載されているエアガンの違う過去のトイガン解体新書まで読み放題なので、エアガンメンテナンスの参考資料として最適です。
調整前の状態
銃本体は10年以上所有している、東京マルイのスタンダードM4
サバゲーには4年近く投入しています。
銃の外観こそノーマルとはかけ離れていますが、内部パーツはほとんどがノーマルのまま。
社外品は2年前に交換したホップパッキンと、アウターバレル短縮と共に交換したショートインナーバレルくらいです。
調整前の時点での初速は、0.2g弾使用で81前後、サイクルは毎秒15.22発でした。
バッテリーは7.4vリポを使用しています。
10年使ってこの性能維持できてるマルイ流石ですね。
ただセミオートはどことなく動きが重く、以前は初速ももう少し出ていました。
今回はメカボックスの総バラし、ピストン交換とグリス洗浄、再グリスを行っていきます!
メンテナンス開始
銃を分解して、サクッとメカボックスを開いていきます。
分解方法に関しては他サイトや書籍でめっちゃわかりやすく紹介されているので、今回は割愛させていただきます。
使うのはマルイ純正のスタンダード電動ガン用ピストン&スプリングセット。
良心的な価格で評価も優秀です。
外したピストンと新品ピストンを並べるとこんな感じ
比較すると外したピストンのスプリングは3ミリほど縮んでいます。
10年使った割に思ったよりヘタってなくてびっくり。
メカボックスやギヤなどを端から洗浄してサイドグリスアップ、新品のメカボックスを組み上げました。
ちなみに使用したグリスですが、シリンダー内やピストン回りにはマルイ純正のシリコングリス、ギヤ回りには金属用のスーパーゾイルグリス(消音グリス)を使用しました。
(2024/12/11 17:41:38時点 楽天市場調べ-詳細)
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調整後
調整後に100発ほど慣らして弾速チェックしたところ、初速は84前後と3m/sアップ、サイクルは16.1毎秒と毎秒1発近くサイクルが向上しました。
メンテナンス直後は初速低めでしたが、慣らしているうちにどんどんサイクルが向上してきました。
1ゲーム投入してもっとグリスが馴染めばもうちょっとサイクルや初速が変化するかもしれません。
まとめ
大幅な性能アップこそ無いものの、安価に性能を復活させることのできる純正部品。
フルオートメインのサバゲーで酷使している銃であればもっと大きな効果が得られるかもしれません。
純正部品を使う一番のメリットは耐久性。
私は普段リポを使っているためメカボにはかなりの負荷がかかっているはずですが、それでも性能低下はわずか。
10年使用していても初速で3%程度の性能低下しか無かったのは、良い意味で期待を裏切られました。
ここから先もそう簡単にピストンが破損することも無いでしょう。
銃の調子が今一つだと感じている方は、ぜひピストン交換と再グリスアップに挑戦してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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