- 車の燃費が悪いのが気になる
- 車の加速の悪さでイライラする
- エアコンを入れると力が無くて困る
燃費向上に役立つと言われているものの、今一つ効果が信用しにくいのが燃料添加剤。
値段も安くは無いため躊躇している方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では武蔵ホルト社の燃料添加剤“プレストン スーパーパフォーマンスプレミアム”の軽自動車用を実際に使って検証してみます。
効果が有ると言われると試したくなるのがブロガー!当然ですが、この記事はスポンサー案件ではなく全て自腹のテストです(笑)
初めに今回の検証結果を発表しておくと、22%の燃費向上がありました。
燃料添加剤のリアルな効果をお伝えしていきます!
※今回の検証は必ずしも同様の効果が得られることを保証するものではありません。
検証条件
今回検証で使用したのは三菱の軽自動車ミニカ、5速マニュアルモデル。
35.3㎞のルートを2回走行し、燃料添加剤の有無でどれだけ燃費が変わるのかを試していきます。
エアコンはOFFはもちろん、速度やアクセルの踏み具合は極力合わせ、交通量の少ない夜間に検証を行いました。
発進時の回転数も3000回転程度までで抑えていきます
検証1、添加剤使用前
燃料添加剤使用前の燃費を初めに発表しておくと、検証コースの35.3㎞を走行したところ消費した燃料は1.75ℓ(ガソリン1.6ℓ+添加剤0.15ℓ)、燃費は20.2㎞/ℓでした。
ガソリンを満タンにして出発、検証ルートは高速道路が4割、信号の少ない国道と峠道が3割ずつといった配分です。
高速道路は全体的に下り勾配なのであまり気にならないものの、高速を降りてからは全体的に上り気味なルート。
信号待ちからの発進も遅くは無いものの、検証のために回転数をおさえながらの発進ではどうしても加速の悪さを感じます。
走り慣れた峠道は比較的なだらかではあるものの、4速に下げなければ失速してしまいます。
最初に給油したスタンドまで戻って添加剤をガソリンタンクに注入、満タンまで給油して再スタートしていきます。
検証2、添加剤使用後
添加剤を入れて給油したら距離計をリセット、早速高速へ。
1時間ほど前に通過した道路ですが、心なしかアクセルの踏み具合が少なくても速度がキープできているような…?
この時点ではまだあまりハッキリとした効果が分からず、正直「プラシーボかな?」と不安になりつつも高速を降りて国道へ降りていきます。
ハッキリとした変化が分かり始めたのはインターを降りて最初の信号待ち。
いつものようにクラッチを繋いで発進してもあきらかにエンジンの回転数が下がらず、トルクが向上しているのを実感できます。
アクセルをあまり踏まなくてもしっかりとパワーが出ているのか、ついつい1回目の走行時よりも速い速度で走りそうになってしまいます。
峠道でも出力向上を感じることができ、1回目の走行では4速でないと登れなかった坂も5速のままで登りきることができました。
カーブでの失速も少なく、いよいよただのプラシーボ効果では無く本当に出力が向上していることを実感。峠を超えてガソリンスタンドに戻っていきます。
再度満タンまで給油したところ、給油良は1.43ℓ、燃費は24.7㎞/ℓとなりました。
1回目と比較すると燃費では4.5㎞/ℓ、約22%の燃費向上です。
5%も良くなれば十分くらいに思っていましたが、正直想像以上でした…
エアコンのパワーロスも無くなる
燃費テスト終了後も少し走りましたが、エアコンをONにした時のパワーロスが軽減されているのを強く感じられました。
以前はエアコンを入れると発進時にもたつくような感覚があったものの、添加剤を入れた後はエアコンを入れていることを忘れる程に発進もスムーズに。
加速の伸びも良く、ストレスなく走れるようになりました。
夏の時期に高原をドライブする時などに入れるのも良さそうな印象です。
添加剤価格の元は取れるのか?
燃費が向上するのは良いとしても、ここまで読んで頂いた方の中には添加剤価格の元が取れるかが気になる方も居るのではないでしょうか?
添加剤の使用推奨距離は2000~3000㎞
2000㎞走行に必要な給油量から、添加剤の有無での燃料代の違いを比較してみました。
- 添加剤無しの場合:約99ℓ
- 添加剤有りの場合:約81ℓ
記事作成時点の全国平均レギュラーガソリン価格151.5円/ℓを基準にすると、添加剤を使用した場合は2727円の燃料代削減となります。
実売価格で一本1600円程度なのを考えると、私の車の場合は2000㎞走行時点では約1100円ほどお得になる計算です。
もちろん走行環境などによって燃費は当然変化するかと思いますが、それでも余裕で元が取れそうなくらいには燃費が良くなっています。
ネットで買えば割安で変えるので、ネットでの購入もおすすめです。
デメリットは缶を捨てる手間くらい
使ってみた感覚として、目立ったデメリットとしては缶を捨てる手間があることくらいです。
とは言え缶は通常のアルミ容器なので、他の缶などと一緒に自治体の指示にしたがって廃棄すれば良いでしょう。
また長時間渋滞にハマってしまえば燃費向上の効果は見込めなくなってしまうため、せっかくであれば高速道路などの長距離ドライブの前に使うのがおすすめです。
まとめ
武蔵ホルトの“プレストン スーパーパフォーマンスプレミアム”の効果を検証してみました。
- 燃費は明らかに向上
- 発進加速も若干良くなる
- エアコンのパワーロスを打ち消せる
ハッキリと燃費向上と出力向上の効果があり、使用する価値のある燃料添加剤だと感じました。
特にエアコンのパワーロスを無くせたことはありがたく、夏のドライブのストレスを大きく低減してくれます。
今回は軽自動車用を使用しましたが、普通車には黄色いパッケージの普通車用を使用しましょう。
快適なドライブをサポートしてくれる燃料添加剤、一度試してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。