【約5分で読める】「嫌われる勇気」から、劣等感の克服についてまとめてみた

スポーツや楽器の上手さ、仕事や学歴…。

なにかと感じてしまう劣等感。

劣等感を克服できれば自己肯定感を高めることにもつながり、前向きに楽しく、充実した日々を過ごすことが出来るでしょう。

今回の記事では書籍「嫌われる勇気」から

  • 劣等感の正体を知る
  • 劣等感を克服する

これらに役立ちそうな知識をまとめてみようと思います。

この記事で少しでも劣等感に悩む人の力になれればと思っています。

 

劣等感の正体とは

まずはじめに、劣等感とは何なのでしょうか?

当たり前の事ですが、劣等感とは自分自身を劣っていると感じる感覚のことです。

では次に、劣等性とは何なのでしょう?

劣等性とは、客観的に見ても劣っていることを言います。

この二つは似ているようで、大きく違います。

例をとしては、

・切れる包丁Aと切れない包丁B

この、包丁Bが切れないのは劣等性です。食材を切る道具である以上、良く切れるほど優れ、切れないもの程劣ることになります。

では次の例はどうでしょうか?

・平均身長が170cmに対し、自分の身長(仮に160cm)

これは劣等性ではなく、劣等感です。

先の包丁の例の場合は”食材を切る”という目的のもとで優劣が付きました。

ですが、身長の場合はどうでしょう?

平均身長はあくまでも平均身長であって、誰も平均身長を超えるという目的を持って産まれてきてはいません。

それなのに、平均に比べて身長が高い/低いで優劣をつけてしまっています。

これこそが劣等感の正体です。

劣等感とは、自分の主観で物事の基準や価値を決める事で生まれてくるのです。

劣等感と劣等性

劣等感=劣っているという“感覚”

劣等性=劣っているという“事実”

どうやって劣等感を克服するか

ではどうやって劣等感を克服すれば良いのでしょうか?

結論から言うと、他人を基準に自分を判定(比較)するのをやめる必要があります。

もっと簡単に言えば、他人と自分を比較するのをやめるということです。

他人を基準に自分を比較・価値を判定するというのは、他人次第で自分の価値がいくらでも変動してしまうことになります。

比較とは優劣を判定するものであり、他人と自分を比較し続ける限り劣等感はなくなりません。

「平均はこれくらいだ」

「あの人はこうだ」

「それに対して自分はこうだ」

こういった考えでは劣等感から抜け出すことは出来ません。

他人の情報はひとまず脇へ置いておきましょう

次に、自分自身の価値と向き合う必要があります。

これは先ほどと同じ身長の例で言うならば、160cmという身長に「背が低い、劣っている」以外の価値を見出す作業になります。

自分の「劣っている」と感じる部分の、他の価値を探してみましょう。

劣等感はいけないもの?

ここまで来て今更ではありますが、そもそも劣等感とは悪いものなのでしょうか?

「嫌われる勇気」の中では、劣等感とは人間が成長したいと願う気持ちから生まれるもので、劣等感を感じない人はいない、とされています。

人は誰でも、成長意欲や理想の自分など、向上心や理想像を持っているはずです。だからこそ、劣等感を感じてしまうのです。

つまり、劣等感とは成長意欲と表裏一体であり、劣等感の裏には理想的な自分が隠れてるのです。 

成長意欲があるからこそ劣等感が生まれるならば、劣等感が必ずしも悪だとは言えないのではないでしょうか?

劣等感を武器にする

劣等感が成長意欲の裏返しだとすれば、それを自分のために上手く活用することが出来れば理想的です。

先ほども書きましたが、劣等感の影には「もっとこうなりたい」という自分の理想像が隠れています。

「自分は劣っている」で終わってしまいそうな劣等感も、その影に隠れた自分の理想像に気づくことが出来れば、劣等感をバネにして自分の力に変えることが出来ます。

私はこうなりたい!という自分の理想像をしっかりと持つことが出来れば、その理想像に対しての劣等感も生まれるでしょう。

理想の自分に対しての劣等感をバネに成長していくというのが、劣等感との建設的な向き合い方なのだと思います。

まとめ

  • 劣等感とは、何らかと自分自身を比較することで生まれる。
  • 劣等感を感じたとしても、それが劣等性であるとは限らない。
  • 他人を基準に自分の価値を決めると、劣等感に振り回され続ける
  • 劣等感は誰にでもある。
  • 劣等感は成長意欲の裏返しであるり、劣等感をバネに成長していける。

ふとした瞬間に感じてしまう劣等感。

その影には自分の成長意欲や理想像が隠れています。

劣等感の中から自分の目標を見出し、行動に移すことが出来れば、劣等感は自己肯定感へと変わっていくでしょう

劣等感は誰しも感じるものであり、自分だけが劣等感に悩んでいるわけでは有りません。

上手に付き合って、理想の自分の実現に繋げていくことこそが、建設的な劣等感との向き合い方ではないでしょうか?