キャンプ用の調理器具まとめ記事後編です。
前回の記事では燃料と、燃焼させるための器具を紹介しました。
今回の記事では、スキレットや飯盒などの調理器具を紹介します!
調理器具の中でもバーナー等の加熱用器具について知りたい方は前回の記事をご覧ください。
https://gman-natsuyasumi.com/entry/camp_cooking_fuel
日常でも使える物から、アウトドアならではの物まで紹介していきます!
キャンプデビューを考えている方や、少しアウトドアに興味がある・・・という方はぜひご覧ください!
アウトドア用調理器具
網
バーベキューでもお馴染みの、アウトドアの定番調理器具である網。
キャンプとなると他の調理器具の陰に隠れてしまいがちですが、個人的にはキャンプの時こそ網がおすすめ!
なんて思ったことありませんか?
少人数かつ時間に余裕があり落ち着いて調理ができるキャンプでは、炭の火加減が最高な状態で網調理が出来ます!
大げさと思われるかもしれませんが、1回炭がちゃんと熾火(おきび)の状態になってから肉を焼いていてほしい!
網は手軽に手に入り、ケトルやスキレットなどを置いておくことも出来るので超便利。
アウトドアの基本とも言えるでしょう!
鉄板
こちらもキャンプやバーベキューなどでお馴染みの鉄板。
キャンプ用などの本格的な鉄板は厚手の物が多く、肉を柔らかくジューシーに焼くことが出来ます。
使い方は網と近いですが、焼きそばやフレンチトーストなど、網では出来ない料理を作れる事も強みの一つです!
焚き火でも炭火でも使え、まな板を使わずに鉄板の上で食材を切ることもできるので、焼いたステーキをそのまま鉄板上で切るなど豪快に使う事が出来ます!
鉄板を使う上での注意点としては、使用前後に手入れが必要で若干手間がかかる事が挙げられます。
新品の鉄板は使用前にシーズニング(さび止め)をしたり、使用後はキレイにした後で油をしみこませたりと錆びないように手入れが必要です。
キチンと手入れをすれば、一生使える道具だとも言われているため長く使う事が出来るでしょう!
シェラカップ
収納力が高く、使い方も計量・調理・食器と何かと便利なシェラカップ。
ガスバーナーなどの上で直接火にかけることもできるので、お茶を注いで火にかけて温めたり、目玉焼きなどの簡単な調理まで幅広く使う事が出来ます。
最近では100円ショップなどでも売られているため、持っていて損は無いでしょう!
とは言え、そのコンパクトさゆえ容量では他の調理器具に劣ってしまうため、あくまでも補助的に使うのが良いでしょう。
スキレット
鋳鉄で作られたフライパンのスキレット。
鉄板と同じく肉を柔らかく焼くことが出来たり、深さがあるためアヒージョ等を作る事も出来ます!
厚手で冷めにくく食材を長時間保温してくれるので、冷え込むことの多いキャンプにはもってこいの調理器具です!
デメリットとしては、鉄板と同様にシーズニングなどキチンと手入れをしないと錆びてしまうため注意が必要です!
コッヘル
キャンプ・登山など様々なアウトドアシーンで活躍するコッヘル。
お湯を沸かしたり汁物を作ったりと、アウトドア用の鍋といった使い方が出来ます。
浅いコッヘルとセットになっている物もあり、そちらはフライパンとして使う事も出来ます!
重ねる事が出来たり、取っ手が折り畳めたりと収納時にコンパクトなのも魅力です。
様々な大きさが販売されているので、使用目的や人数にあったものを選びましょう!
飯ごう(メスティン)
キャンプでご飯を炊くといえば、飯盒(はんごう)です!
飯盒というと湾曲した形状の物を思い浮かべるかもしれませんが、よりシンプルで、誰でも簡単にご飯が炊ける飯盒が存在します!
アルミ製の飯盒であるメスティンは、一合のお米と水を入れ、しばらく水を吸わせた後に固形燃料1個が燃え尽きるまで加熱するだけで簡単にご飯を炊くことができます!
白米だけでなくオムライスや炊き込みご飯なども作れるため、キャンプのでお米が食べたい時にもってこいのアイテムです!
ケトル
アウトドアでお湯を沸かすのに便利なケトル。
コッヘルなどでもお湯を沸かすことは出来ますが、多く沸かしたい場合は圧倒的にケトルが便利です。
トライポッド(三脚)を使って焚き火の上に吊り下げられる構造になっているものもあるため、火元を選ばずお湯を沸かすことが出来るのも特徴の一つです。
ちなみにですが、短時間で一気にお湯を沸かしたい場合はジェットボイルという物もあります。
形状はコッヘルに近く専用のバーナーが必要にはなりますが、3分足らずでお湯が沸かせるので1人分のお湯が沸けばいいならばこちらもオススメです!
ホットサンドメーカー
最近話題のホットサンドメーカーです。
名前の通りパンと具材を挟んで火にかければホットサンドを作る事も出来ますし、最近は肉を焼いたりおつまみを作ったりと様々なレシピも出てきており、何と揚げ物まで出来るようです!
www.youtube.comキャンプ等のアウトドアから、日常での朝食作りなど、外でも家でも活躍してくれるアイテムです!
スモーカー(燻製器)
煙やにおいが出てしまう燻製も、アウトドアならば煙を気にせず作る事が出来ます!
炭火などの上で加熱する熱燻が可能な金属製のスモーカーから、手軽に楽しめるダンボール製のものまで販売されています。
単純な焼き料理でマンネリを感じてきたなら、燻製にトライしてみるのも良いかもしれませんね!
ダッジオーブン
ピザを焼いたり、チキンを丸ごと焼くなど豪快な料理が作れるのがダッジオーブンです。
家庭用の鍋に近いサイズなので、量を多く作りたい場合も役に立つでしょう!
アウトドアでスープや煮込み料理を作る時も、ダッジオーブンが最適です。
こちらも鉄板・スキレットと同じくシーズニングが必要だったり、重量が有るため頑丈な焚き火台を使用するか、トライポッドで吊るさないと使えない場合があるので注意が必要です!
まとめ
前回の記事に引き続き、主なアウトドア用の調理器具についてまとめてみました!
色々な器具を紹介しましたが、アウトドアでは何を使って調理するのが正解、と言うのはありません。
アウトドアで家庭用カセットコンロとフライパンで調理をしたとしても、全く問題無く楽しめるでしょう。
しかし、アウトドア用の調理器具にはそれぞれアウトドアならではの味があったり、アウトドア用にコンパクトになっていたりと個性まで楽しめます!
人数や目的に合わせて調理器具を選び、ぜひアウトドア料理を楽しんでください!